戦乱と混乱の時代を切り抜け、新たな一歩を踏み出したスコットランド。 技術開発、国家運営、未開の土地の開拓。飽くなき探求の日々を進む中で 出会う新たなる大地、新たなる海、そして新たなる文明。 世界が広がり繋がりゆく中、それぞれの思惑は交差しあい、友好・戦争・ 同盟と様々な形でそれらは現れてきた。 時代の波で闇に包まれるイングランド、そこに光明を見出したスコットランド 対照的な時代を歩む二国はぶつかりあう宿命にあった。
前回/宿命の大陸/第三話
「ブリテンは二国もいらない。一つの旗に集えばいい」
「よろしい。我らの宿命にケリをつける戦いにしよう」
今回から茶番と小芝居がどんどん多くなってまいります。ご注意ください
「ブリテン統一戦争。ここに宣戦を布告します。」
142ターン目。イングランドが
スコットランド・中国同盟に正式に宣戦布告。
上記は宣戦された直後の画像です。首都スターリングと前線都市スコーンにはイングランド
騎士部隊及び
攻城部隊が
押し寄せてきています。それに対し我がスコットランド軍は第二次ズールー戦争により主力部隊は南部の旧ズールー領におり、
最低限残しておいた弩兵で応戦するしかありません。やや危険な状態です
首都で呑気に紫禁城を建設しているのは公然の秘密であります
まず軍事力差から見ていきます。イングランドと我がスコットランドの戦力差は728:636と若干不利ではありますが
拮抗していると見ていいでしょう。つまり主力部隊が防衛に間に合えばこの戦争は十分戦えます。首都陥落の危険
については首都には太古の防壁とはいえ防壁があり弩兵は2ユニット使える状況です。それと後の
騎兵ラッシュ用の
騎乗兵を現在生産しており、騎乗兵は騎士相手ならある程度戦えます。それらで時間を稼ぎ、主力の到着を待ちます。
今見えているユニットがすべて首都に殺到していた場合はもっと必死になる必要があります
「まともそうな論に見えるがこれはイングランドを相手取るのに
大事なことを一つ忘れている」
143ターン目。首都スターリングに敵部隊接近。これを要害に立たせた騎乗兵と戻ってきた騎士と都市防衛弩兵で迎撃します
戦力的には少々不利ですが英雄ロバート・ブルースなら持ちこたえてくれるでしょう
前線都市スコーンの方には次のターンにはズールー大返しをしてきた主力部隊が到着します
「
騎乗兵が集中攻撃を受けやすく失うことも覚悟せねばな...」
144ターン目。中国が我が同盟国であるブエノスアイレスに宣戦布告。おいちょっと待て!約束が違う!
いや、これはきっと対イングランド戦争への増援部隊を送るのに邪魔だから宣戦してでも無理に援軍を寄こそうとして
いるのだろう!そうだ!きっとそうだ!うん間違いない!
「現実を見るのだ。始皇帝もそこまでお人よしじゃない(149ターン目に中国に吸収されました)」
「危機に瀕した都市国家を保護(物理)するのは偉大なる文明の責務だろう?」
civ5であった都市国家の防衛宣言のようなものが無いのでこのような事態が起きてしまう事を想定する必要があるみたいです なおブエノスアイレスには代表団が6あったのでこれで中国に対する解放戦争ができるはずです。同盟国ですが...
ズールー大返し中の主力部隊の一部を割き、イングランド領の元軍事都市国家のグラナダを今回は征服ではなく解放しておきます。
忠誠圧力的に維持が厳しいので。インドが近いですが、流石にガンジーは特に恨みのないここに殴りかかって来るのは無いはずです
なおこれからグラナダは八面六臂の働きを見せます
145ターン目の様子。左からグラナダ、スコーン近郊、首都スターリングでそれぞれ戦端を開く。グラナダはやや危険だが
近くのインド領の通行許可は貰っておりイングランド側は入れないためこれを利用して騎士で遊撃をかけていきます
スコーンの戦闘は優勢に進んでいる。資金不足で
弓兵も見られるが昇進があるため十分に戦力となっている。
騎士で防御を作り
殲滅していく。首都スターリングでは騎乗兵を一体失うが相手の
騎士部隊にも同等以上の損害を与えている。防壁込みで首都は
何とか持ち堪える算段が立っています。
147ターン目。探検の研究が終わりやっと政体の変更が行えます。しかし商業共和制にこだわるよりもスコットランドは固有改善の
都合上、下ルートの宗教改革を取る必要があるので下ルートの
王権神授からの君主制の方がよかったのではないかという気もします
なおこのターンにスターリングおよびスコーンで敵を殲滅完了。スターリングは太古の防壁が犠牲になりました。
(偶然にも遺産のコロッセオが残っておりこのターンから狙ってみましたが失敗。自らの計画性のなさを呪った)
148ターン目。グラナダが敵を引き付けるデコイのような働きをしてくれています。少し増援を出しグラナダを防衛します
同じく148ターン目。ペルシアの
キュロス大王に遭遇。これですべての文明が出そろいました(誰かドロップアウトしたけど)
ここからはこちらの大陸で相当ドンパチやらかすこととなるので海の向こうからは非難声明の嵐が予想されます
149ターン目。フォレスがイングランドフリゲート艦の艦砲射撃の餌食になっています。今は
海軍白兵ユニットが見えてこないので
占領されるのはまだ先になりそうですが...とりあえず対抗できる弩兵を向かわせておきますが、実質ここは放棄せざるを得ません。
「あれだけ海軍どうこう言っておきながら沿岸都市は海軍にやられることを忘れていたらしいぞ」
同ターンに自然遺産のジャイアンツコーズウェイを発見。いずれは我が軍にフィオンの槍をつけに来たいものだ
それからどうも我が大陸のジャイアンツコーズウェイ周辺は未開拓の土地らしい。この近辺は中国がとっているかと思っていました
151ターン目。敵部隊の殲滅に成功。軍事力(728→360)を見るに侵攻用の陸上ユニットは倒し切ったらしいのでここからは攻勢に出ます
我が国は700程度なので数値上は敵の二倍の数となります。余裕をもって攻勢をかけるには三倍は欲しいですが贅沢は言ってられません
154ターン目。ストーク=オン=トレント陥落。と同ターンに大将軍のアナ・ンジンガを獲得。しかしルネサンス・産業の偉人のため、
残念ながら騎士にはボーナスは乗りません。マスケットや騎兵なら使えます。それと153ターン目に中国との同盟が切れました
ストーク=オン=トレントは初めから我がスコットランドへの忠誠心が高い。やはり我がスコットランドこそブリテンの正当なる統治者なのだ!
「突然血迷ったことを言い始めたが大丈夫か?士気をあげたいのは分かるのだが...」
翌155ターン目。我がスコットランドに対する緊急事態が出されるが参加者はイングランドだけのため完全にボーナス。
他の全文明が強制参加でもしない限り、防衛側が有利すぎる気もします
157ターン目。再び中国から友好のお誘いが。正直解放戦争仕掛けて潰してしまいたい相手であったがまだこれからも戦争は続きそうであり、
背に腹は代えられぬという事でやむなく承諾。そしてゴールドを支払い軍事同盟を再締結。
「貴殿らには我々の力が必要なのだろう?さあ前と同じく手を結ぼうではないか?」
「完全に中国の手のひらの上で踊らされてるな」
ぐぬぬ...悔しいです
158ターン目。ブリストル陥落。この時点で部隊を二つに分け、半分をポーツマスに向かわせているが、抵抗にあい騎乗兵を1ユニット失う。痛い。
161ターン目。リーズ陥落。ここまでくると忠誠圧力がきついので総督を派遣する。
162ターン目。我が国初の遺産の紫禁城が完成。他に作るものを思いつけなかったが故の建設です
「ユニットを作って他国から奪った方がよいと考えもしたが制覇勝利はこの時点では見えていなかったので日和っている」
同じく162ターン目。軍事学の研究完了。これによって戦闘力の高い
騎兵の戦場への投入が可能となる。これでこの戦争はほぼ決まりました
163ターン目。ポーツマス陥落。更にロンドンもほぼ手中に収まっています
164ターン目。イングランド首都ロンドン陥落。我がスコットランドねんがんの強力な港都市です。遺産まであります!
「これにより
タージマハルが手に入った。時代の調整がしやすくなったな」
同ターン。前々から反乱を起こしていたバビロンが我がスコットランドに加わった。因縁のこの場所がスコットランドに自発的に下って来るという
事には少し感慨深いものを感じました
166ターン目。バーミンガム陥落。ここの攻略時に装甲艦が守衛隊になっていたため、騎兵でないと有効なダメージが与えられそうもなかった。
騎士は流石にきつくなってきています。何はともあれ必要な都市はすべて切り取りました
「もはやこれまで。敗北を受け入れましょう」
同ターン。例のごとく資源・ゴールドを毟り取り講和。だが、旧イングランド領は戦争疲労ですさまじい快適性不足に陥っており、我が文明全土
にまで波及しているレベルである。こういった場合は滅ぼしてしまった方が戦争疲労が早く消えたはずなので、これもまた日和った選択であった
ここからゲーム終了間際まで国土全体が慢性的な快適性不足に陥ることとなる。文明特性とは何だったのか?
「特性を理解し、先を見据えた国家運営ができないとこのような事態になる。どうか気を付けてほしい」
イングランドとの戦争に完全勝利し、ブリテンの統治者としての正当性を示したスコットランド。 明るい未来への道筋は確かなものだと信じた矢先、恐ろしい魔物がすぐ近くに居る事を知ることとなる...
169ターン目。世界は産業時代に入った。我がスコットランドは黄金時代を継続しています。また産業時代のため時代ボーナスも新しいものとなりました
この時代では戦闘準備!を公約とします。これでユニットの生産にボーナスがかかり更に宣戦事由に事欠かなくなります。仮想敵国も決まっています
169ターン目。クリー、政体として
民主主義(近代)を採用。我々はやっと産業時代に差し掛かる段階での採用です。その圧倒的
文化力には
驚かされます(ツリー的には原子力時代に居ました)さらにクリーは科学力でもトップを行っており、
科学勝利・
文化勝利共に最も近づいています
更に軍事力でも我がスコットランドの二倍の規模を誇っており、すべてにおいて隙が見当たらない超大国です。よって早急に対策を練る必要があります
「
文化力を300ほど産出されているのを見たときには大変に焦ったようだ。そして元々狂っていた歯車は更に狂い始める...」
画像はありませんが170ターン目。クリー・ペルシア友好宣言。これで海の向こうで勝手に泥沼の戦争が起きて発展が阻害されるといったことが起きる事が
無くなりました。立ち向かっていくことを忘れ、懐柔されてしまうペルシアには心底失望しました。(非難出されている相手に期待する方がおかしいですが)
因みにこの段階での日本は完全に空気。クリーには外交的にも弱点はなさそうです。つまりは我々が何とかするしかないようです
「この圧倒的不利に見える状況。如何に巻き返したものか...」
このままスコットランドは時の試練の前に遺跡と化してしまうのか?我らが大陸の運命や如何に?といったところで次回へ続きます
ロバート・ブルース:本作の主人公。大将軍が機能してないため今回もまた代打で戦場に駆り出される。
シャカ・ズールー:故人。今やウムグングンドロヴは我がスコットランドの主力都市である。
ヴィクトリア女王:本作の紅一点。結果としてブリテンはスコットランド主導で統一されました。
マハトマ・ガンジー:平和と人口を愛する男。この大陸ではスコットランドと双璧を成す大国。信仰力は世界一。
始皇帝:中華帝国の皇帝。我らの同盟国。お前面白い事をしてくれるな?気に入った。征服するのは最後にしてやる。
北条時宗:日本の執権。初対面にて「烏賊が在る」等と仰る為に"イカ宗"などという渾名がある。
パウンドメーカー:クリー国の大統領。科学力・文化力・軍事力すべてが圧倒的だ。どうやって戦えっていうんだ...。
キュロス:ペルシアの大王。闇討ちを得意とする貴殿がどういった心境の変化だ?
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