「妥当な取引だな。」
「愚かな。我がモンゴルの騎馬軍団は貴様らごときが敵う相手ではないぞ?」
145ターン目。ズールー・ペルシア連合がモンゴルにペルシアの領土返還を求めて戦争行動を始めたところから再開。
共同宣戦でも開戦事由があればナショナリズムのブーストは貰えるようだ。これは嬉しい。
ちなみに現在の社会制度ツリーの様子。現時点では重商主義を優先している。大商人も取れるか怪しいのでブーストなしで研究しきってしまう予定。
147ターン目。侵攻ルートは一タイルしかない上にすべて丘陵なのでユニットが渋滞中。モンゴル領に展開できるのは何ターン後になるのやら。
150ターン目。余りに進軍が遅いので海上ルートも使えるように造船を研究。これまで帆走術以外の上ルートはほとんど無視してきた。
「マップがパンゲアと分かっているとはいえ、さすがに造船はないと湖も越えられないので上ルート無視は少し迂闊だったか。」
151ターン目。山を越え谷を越え森を越え、モンゴル領バレッタにインピ軍団の展開をやっと始めることができた。これから野戦及び制圧を行っていきます。
「なんてところからやって来るのだ。お前たちは。」
153ターン目。元軍事都市国家バレッタ制圧。この都市にはペトラがありました。なおここはインピ軍団の戦闘力に物を言わせて力押ししています。
「この都市には防壁がなかったな。モンゴル的には防御が手薄でいいと思っていた場所かもしれんな。」
モンゴル領の南側はあまり防壁がなかったのでこのルートからの進軍は思いがけず奇襲攻撃のような効果があったのかもしれません。
「見返りがあるなら軍事同盟も結んでやるぞ。」
同ターンに翡翠を献上してペルシアと軍事同盟を締結しておく。勝利のためなら翡翠の一つや二つ安いものだ。これでモンゴルとの野戦でも優位に立てるはず。
154ターン目。唐突だがインピとの別れの日が始まる。鋳造の研究は済んだのでゴールドの余裕を見て順次、槍銃兵にアップグレードする。戦闘力はグッと伸びる。
「インピからのアップグレードは生産力の差の分少し高くなるな。更に維持費も大きく変わるので注意が必要だな。」
155ターン目。元軍事都市国家のバレッタを制圧したので我々に対して緊急事態が発令されています。しかしモンゴル以外は不参加なのでただのボーナスタイム。
「なぜ誰も乗ってこん!」
「マプチェ及びペルシアは我々の同盟国だぞ?そしてノルウェーはこの間の緊急事態で周辺国から荒らされて戦争どころではない。」
このターンで首都までの距離を測っておく。地図は全く見えないが繋がっているとして今の地点からは結構遠い。気合を入れていこう。
156ターン目。ペルシア領を通行させてもらって暇なとき作っておいた騎士軍団も合流。これは軍事学のブーストのためという理由が強い。
157ターン目。ホブド制圧。槍銃兵の分更に都市攻略が楽になった。しかし忠誠圧力がキツく、このままでは維持が難しそう。
158ターン目。各地でちょっとずつ射石砲軍団を作っていく。白兵だけよりも回復の時間が減る分、進軍は早くなるので砲兵はなんやかんや大事だと思います。
同ターン。忠誠心の関係で制圧領の維持のため強行軍を敢行。アンタナリボは人口が多いのでここを落とせばそのあたりがだいぶ楽になるはず。
「それと、図を見てもらうとモンゴル側はすでに騎兵を配備し始めている。しかし今回は対騎兵ユニットが主力なので十分渡り合える。」
159ターン目。元文化都市国家アンタナナリボ制圧。ここもまた力押しで取る羽目になっている。しかし忠誠圧力はいくらか和らいだのでまあ良しとする。
モンゴルのターン。こちらの昇進3インピ軍団を画面外からの騎兵に打ち取られるというミス。強行軍の代償を支払わされた。結構痛い。
161ターン目。なんか大商人が取れてしまった。一つ異常な大商人ポイントを算出する文明があり取れるか怪しかったので重商主義はブーストなしで研究しちゃったよ。
「今回は軍隊の維持費のため多めに商業ハブを作るのだからそれを信じても良かったな。結果論だが下の外交官からのルートを優先すべきだった。」
同ターンにペルシアとの国境沿いのモンゴル領カラコトを制圧。忠誠圧力を少しでも固めていく。
インピもおよそ槍銃兵となりました。ここからは攻城兵器もそろえていきます。いずれ砲兵が主力となっていきます。
「グランドマスターの礼拝堂があるのでこの辺りから大地の女神の御利益がフル回転していく。やはり、兵の増員が円滑に進むのは素晴らしい。」
163ターン目。フフホト制圧。グレートジンバブエ遺跡が少し前に完成した都市である。それはいいとしてモンゴル首都も近い。更に気を引き締めるべし。
「初めまして。む?血の匂いがする気がするが・・・?まあいい、よろしく。」
164ターン目。戦争の途中ですがドイツの赤髭王フリードリヒと遭遇。我らは都市国家の宗主国なのですぐ険悪となるだろう。
中性のユニットがすでに弩兵だけのため古典大将軍の孫氏はこの辺りで引退。ありがとうございました。孫氏の兵法の傑作を作るのは初めてなのでせっかくなので載せています。
165ターン目。モンゴルの首都にだいぶ迫っています。相手方の戦闘力はなかなかのものです。こちらも攻城兵器などもしっかり用意して全力でぶつかります。
167ターン目。モンゴル首都カラコルム陥落。紫禁城がありました。これは大きい。防壁がなかったので割と楽に制圧が進みました。
同ターンにカラコルム北のイリャイも制圧タージマハル、アポロン神殿がありました。今回のモンゴルはなかなかの遺産マニアだった模様。
ちなみにこの時点で講和条件を聞いてみるとズールーが賠償金を払えば許してやるとのこと。大した状況判断力である。
「よろしい、ならば身の程を思い知らせてやろう。」
169ターン目。アルマリク制圧。アルテミス神殿がありました。その恩恵だろうか人口がなかなか多い。
「ごきげんよう。貴殿もまた文明であるか。よろしく。」
170ターン目。コンゴのムベンバ・ア・ンジンガと遭遇。これですべての文明が出揃いました。なおコンゴは現時点で最先進国です。
同ターン、モンゴル南のツンドラ氷雪都市ウルムチを制圧。このまま東の都市も制圧する。
171ターン目。元ノルウェー都市シーエンを制圧。忠誠圧力が非常に厳しい場所ですが解放はしません。次の戦争の橋頭保とします。
172ターン目。ナショナリズムを研究完了。ズールーはこの時点で大軍団が解禁されます。これで更に戦争で優位となります。
「白兵系の軍団は都市制圧で大軍団化させていくぞ。ここで再び敵国都市は軍需資源のようなものとみなせる。」
都市制圧をしてひたすら軍を肥大化させていく、その様はかつての(Civ6バニラ)イギリスのレッドコート増殖に似た感覚で楽しかったです。(執筆者の感想)
同ターン。大使館を送ったのでいずれぶつかるであろうコンゴの首都の力を確認してみる。歩兵大軍団で戦闘力102のようです。こやつ、やりおる。
「相手にとって不足なし。とでも捉えるべきか。もちろん楽に勝てる相手のほうが喜ばしいとはいえだ。」
173ターン目。通遼を制圧。ツンドラ氷雪だらけで蛮族も氷雪地帯の真ん中でヒャッハーしているようである。
栄華を誇ったモンゴルも遂にあと1都市。そしてそこは宣戦事由となった元ペルシア都市レイである。
せっかくなので講和条件を聞いてみる。有り金全て置いてけ。とのこと。この時点で執筆者は解釈が変わりました。
「貴殿らの慈悲など断じて受けるつもりなどない。武人として最後まで戦い抜くのみ。」
「戦争を終わらせなければ相手の足を引っ張れる。最後まで抵抗し、こちらの発展と進軍を少しでも妨害するという戦略か。」
174ターン目。最後のモンゴル都市にして元ペルシア都市レイを解放する。これでモンゴルに引導を渡した。
「本来なら我らの都市にすべきだろうが、ペルシア国土回復が大義名分であり、そして征服する気持ちになれなかった。」
これで174ターン目。モンゴル滅亡。最後まで戦い抜くという戦略を徹底して貫いた。
「我らが騎馬軍団も貴殿らには力及ばぬか。認めたくないものだが見事な戦いぶりであったぞ。」
「身の程知らずなどではなく戦略として徹底抗戦を最後まで貫き切ったか。見事な覚悟だった。」
175ターン目。モンゴル戦争が終結したのでここで緊急事態も終結。ゴールドをもらえた。次のアップグレードに備えよう。
176ターン目。モンゴルとの戦いは終わったがまだまだ戦いは続きます。というわけで早速兵を集めて強襲する準備。
「ターゲットは弱り切っているノルウェーだ。ここはモンゴルに切り取られたうえ、今はマプチェに延々荒らされているといった状況だな。」
「協力してくれるのならほんの少しだが援助してやるぞ。」
「ぐっ。何の脅威にもならぬ我らを狙うか卑怯者どもめ!」
というわけでマプチェから小遣いをもらって宣戦布告。ちなみに緊急事態宣戦の宣戦事由を分けてもらっています。
177ターン目。早速クリスチャンサンを制圧。次はもう首都につくらしい。
178ターン目。産業時代の大将軍をゲット。これで野戦砲や大砲にいつでもアップグレードして大丈夫。
179ターン目の首都攻防戦。敵もロクにおらず、ただズールーからの一方的な展開で少々かわいそうにすらなってくる。
同ターンノルウェー首都ニダロス陥落。ファロス灯台とロードス島の巨神像がありました。
180ターン目。トロムソ制圧。ノルウェーはあと一都市です。
このターンに元インピの槍銃兵の昇進が4つとなり時代スコアをもらえました。栄光の元インピを称えましょう。
181ターン目。戦闘力的に野戦砲で圧倒できています。射石砲すら使わなくてよさそうな感じです。
そのまま湖から騎士で上陸作戦を仕掛け、逆にヴァイキングされるような形でオスロ制圧。これでノルウェーはもう都市がありません。
よって181ターン目。ノルウェー滅亡。宣戦布告からここまで5ターンであった。
「弱り切った我らから得た勝利はそんなに嬉しいか?もうやってられん。」
「必要とあらば手段は選ばないのが指導者だろうに。まあ今回は介錯するという面もあったがな。」
同181ターン目。もうこのターンにはルネサンス時代は終わり、すでに産業時代に入っています。我々ズールーは黄金時代を迎えることができました。
「キリ良くルネサンスを終われた。そして産業時代でケリをつけることを目指し、気合を入れて臨むぞ。」
このシド星ではノルウェーの滅亡がルネサンスの終わりにして産業時代の始まりと教科書に書かれるのでしょうか?といったところで次回に続きます。
シャカ:ズールー王国の国王。今回の主人公。軍団・大軍団をたくさん組織出来て上機嫌。今日も元気に征服活動。
ラウタロ:マプチェのリーダー。最初の隣人にして現同盟国。黄金時代キラーの人。経済同盟にはとても助かっています。
クレオパトラ:エジプトの女王。被害者一号。彼女の都市に遺産はなかったがズールーの主力都市として活躍している。
キュロス:ペルシアの王。奇襲殺法の人。現同盟国。適者生存主義らしいので彼の前でどれだけ戦争しても好戦性ペナルティはない。
ハーラル三世:ノルウェーの王。海軍マニア。被害者三号。緊急事態以降は延々と囲まれて棒で叩かれる歴史だった。かわいそう。
チンギス・ハーン:モンゴルの偉大なるハーン。被害者二号。内政も軍事も充実していた強敵であったが軍団の前に散っていった。
赤髭王フリードリヒ:神聖ローマ皇帝。ズールーからは最も遠い位置にある国。この時点では殆ど関わりがないので語れない。
ムベンバ・ア・ンジンガ:コンゴの国王。すべてで最先進国家。ライバルになり得るモンゴルが消えたので更に伸びるだろう。
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