忠誠心は拡張「rise and fall」で追加された概念である。忠誠心は都市ごとに存在し、自他国近隣の都市の人口や政策、総督によってターン毎に変動する。
初期値は都市建設では100、敵国からの奪取では50。値の幅は0〜100で、マイナスにはならない。
また忠誠心75以下では産出が減少し、50未満では産出が0になる。
さらにターン終了時の忠誠心の増減結果で0になった場合(=上記の通り忠誠心の下限は0なので、必ずマイナスの圧力がかかっている必要がある)、自由都市として独立する。
旧バージョンは0になると即座に独立していたため、スパイやカルト教団員やロックバンドといった一時的に忠誠心を下げる能力を持つユニットで忠誠心の圧力を無視して独立させることができていたが、現バージョンは0にしてもターン終了時の忠誠心の増減結果がプラスだと、ターン終了時に少し回復して永遠に独立しないというハマりポイントがあるので注意。
この仕組みのため、他文明の都市が多い遠隔地に入植すると即座に反乱が沸くこともある。
反面、こちらが忠誠心にフォーカスするプレイをすれば、敵都市を無血で奪うこともできる。
「○○した時」といった記載がない場合、数値はターン毎に増減する忠誠心を指す。
最も基本的な忠誠ソース。
人口による忠誠心への影響は忠誠圧力として9タイル以内の都市にも影響し、
自文明の都市には忠誠心にプラス補正、他文明の都市には忠誠心にマイナス補正を与える。
他の都市からの忠誠圧力は1タイル離れる毎に10%減少する。
圧力を受ける場所は都心のようで、都市のタイルが広がった時に他都市からの忠誠圧力が増えたりはしない模様。
都市国家は通常の物に加え、+20の補正を受ける。
自由都市はすべての文明と敵対しており、名前から神聖ローマのそれを思い浮かべるかもしれないが、どちらかと言えば蛮族都市と言った方がしっくりくる。
文明および都市国家がある都市の忠誠心を0、ターン毎の忠誠心を0以下にすると発生し、その際、独立した文明の最新の近接ユニットが2体ポップする。都市防御も独立した文明に準ずるが、これは非常に低く設定されており、容易に武力制圧できる。
自由都市はその状態への忠誠心をある程度持つが都市国家や文明のそれと比べると貧弱で、容易に帰属させられる。
帰属する都市は忠誠心0になったとき最も大きい忠誠圧力を加えていた国で、併合しても自由都市のユニットは敵対したままである。
もし併合を拒否するとその文明から独立したとみなされ、再度ユニットが発生する。
自由都市は自国とそれ以外すべてで忠誠心の綱引きをするため、自国への編入を拒否しても忠誠心の下がったところを他の国が代わりに併合するだけである。 緩衝地として用いるのは難しい。
ただし、自由都市は労働者を比較的優先的に生産するため、それを安定して捕獲できるなら労働者の産地となるかもしれない。