偉人は偉人画面から偉人ポイントを消費して採用する。
次にどの偉人が採用できるかは全文明共通で決まっており、全時代で採用できる偉人はゲーム開始時に決まっている。このため下表の全員を採用できるわけではない。
また偉人を採用すると要求偉人ポイントが増加し、偉人そのものの時代区分が進むとさらに要求偉人ポイントが増加する。
偉人ポイントが必要量まで達していない場合でも、不足分のゴールド或いは信仰力を支払って採用することができる。
ゴールド消費量:=(偉人ポイントの必要量−手持ちの偉人ポイント)*15+200
信仰力消費量:=(偉人ポイントの必要量−手持ちの偉人ポイント)*10+150*0.75(アポロン神殿を有している場合)
偉人ポイントが貯まったが、その偉人は欲しくない場合、貯まった偉人ポイントの20%を消費することで、偉人をパスすることができる。
その際、他の文明がこの偉人を採用するのに必要な偉人ポイントは-20%される。
偉人をパスした文明はその偉人の採用権利を失い、次にいずれかの文明がその偉人を採用するまで採用できなくなる。
偉人はそれぞれチャージを消費することで発動する特殊な能力を持っており、チャージが0になると問答無用で抹消される。
ただし大将軍、大提督、その他一部の偉人はタイル上に存在するだけで周囲に効果を及ぼすパッシブ能力を持つものもいる。
偉人は移動4の文民ユニットであり、同タイルに敵軍事ユニットが侵入すると最寄りの自都市に転送される。
偉人は都心から別の都心へ移動することができる。ただし大提督のみ挙動が異なる。
余談だが、今作に登場する偉人は全て故人である。また、傑作も全てパブリックドメインから選ばれている。終盤の偉人の時代がやけに怪しいのはこれが原因。
すべての大将軍は、周囲2タイル以内の陸上ユニットに戦闘力+5、移動力+1を与える(RaFからは重複不可)という共通のパッシブ能力を持つ。
ただし対象は偉人ごとに設定された時代と同じか、もしくはその次の時代のユニットに限られる。このため太古の陸上ユニットは恩恵を受けられない。
すべての大将軍は古典時代以後の者から選ばれ、初期入手コストも古典時代に準じる。
すべての大提督は、周囲2タイル以内の海洋ユニットに戦闘力+5、移動力+1を与える(RaFからは重複不可)という共通のパッシブ能力を持つ。
ただし対象は偉人ごとに設定された時代と同じか、もしくはその次の時代のユニットに限られる。このため太古の海洋ユニットは恩恵を受けられない。
また大提督は海域のみを移動でき、都市への移動の始点は沿岸に直接面した都市でしか行えない(終点は港を指定できる)。
このため、「都市から2-3タイル目の閉鎖水域(特に湖)」に港を建てると、場合によっては二度と外洋に送り出せなくなるので注意が必要。
すべての大提督は古典時代以後の者から選ばれ、初期入手コストも古典時代に準じる。
大技術者は主に都市や区域の出力強化、および遺産建造に関する能力を持つ。能力を複数回使用できるものもいる。
なお、得られる生産力はゲーム速度に応じて変化する。表に記載した数値は「標準」設定の時のもの。
すべての大技術者は中世時代以後の者から選ばれ、初期入手コストも中世時代に準じる。
大商人は主にゴールドや交易路の強化、高級資源や代表団の提供に関する能力を持つ。
なお、得られるゴールドはゲーム速度に応じて変化する。表に記載した数値は「標準」設定の時のもの。
使用できるタイルが異なる偉人も多いため注意。マルクス・リキニウス・クラッススのみ能力を3回使用できる。
すべての大商人は古典時代以後の者から選ばれ、初期入手コストも古典時代に準じる。
RaFから総督に関する効果も増えた。
大預言者の能力は宗教の創始。文明で1人しか採用できず、また1ゲームに登場できる大預言者の数は限られている(デフォルトでは(文明の数/2+1)名)。
大預言者が出尽くした場合、新たに宗教を興すことができなくなる。また偉人名と創始できる宗教に関係性はなく、孔子がキリスト教を創始することも可能。
すべての大預言者は古典時代以後の者から選ばれ、初期入手コストも古典時代に準じる。
大預言者 | 時代 | |
---|---|---|
ゴータマ・シッダールタ | 古典 | |
シモン・ペテロ | 古典 | |
ゾロアスター | 古典 | |
孔子 | 古典 | |
洗礼者ヨハネ | 古典 | |
老子 | 古典 | |
エイレナイオス | 中世 | |
シャンカラ | 中世 | |
ソンツェン・ガンポ | 中世 | |
太安万侶 | 中世 | |
達磨 | 中世 | |
アッシジのフランチェスコ | ルネサンス時代 | |
トマス・アクィナス | ルネサンス時代 | |
ハジ・フード | ルネサンス時代 | |
マドバ・アチャリヤ | ルネサンス時代 | |
マルティン・ルター | ルネサンス時代 |
大科学者は主に技術のブーストや科学力の強化に関する能力を持つ。
一部ユニットはフィールドワークしなければ科学力を得られない。足が速い上に蛮族に踏まれてもリスポーンするので無理に護衛する必要もないだろう。
なお、得られる科学力および生産力はゲーム速度に応じて変化する。表に記載した数値は「標準」設定の時のもの。
すべての大科学者は古典時代以後の者から選ばれ、初期入手コストも古典時代に準じる。
大著述家は傑作『書物』を制作する。一人ごとに傑作を2冊制作できる。
すべての大著述家は古典時代以後の者から選ばれ、初期入手コストも古典時代に準じる。
大著述家 | 時代 | 傑作書物 | |
---|---|---|---|
オウィディウス | 古典 | 変身物語 名婦の書簡 | |
バーサ | 古典 | マドヒャマ・ヴィアヨガ ポラテイマ=ナータカ | |
ホメロス | 古典 | イーリアス オデュッセイア | |
屈原 | 古典 | 楚辞 哀郢 | |
ジェフリー・チョーサー | 中世 | カンタベリー物語 トロイルスとクリセイデ | |
紫式部 | 中世 | 紫式部物語 源氏物語 | |
李白 | 中世 | 月下独酌 夏日山中 | |
ウィリアム・シェイクスピア | ルネサンス | ロミオとジュリエット ハムレット | |
オーノワ夫人マリー・カトリーヌ | ルネサンス | 美しきゴルディロックス イルカ | |
ニッコロ・マキャヴェッリ | ルネサンス | リウィウス論 君主論 | |
マーガレット・キャベンディッシュ | ルネサンス | 燃える世界 実験哲学に基づく観察 | |
ミゲル・デ・セルバンテス | ルネサンス | ドン・キホーテ 模範小説集 | |
アレキサンドル・プーシキン | 産業時代 | ニヴゲーニイ・オネーギン ボリス・ゴドゥノフ | |
エドガー・アラン・ポー | 産業時代 | 告げ口心臓 大鴉 | |
ジェーン・オースティン | 産業時代 | 高慢と偏見 分別と多感 | |
メアリー・シェリー | 産業時代 | フランケンシュタイン 最後の人間 | |
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ | 産業時代 | ファウスト 若きウェルテルの悩み | |
F・スコット・フィッツジェラルド | 近代 | 楽園のこちら側 美しく呪われし者 | |
エミリー・ディキンソン | 近代 | 小鳥が道に下りてきて 成功 | |
ジェイムス・ジョイス | 近代 | ユリシーズ ダブリン市民 | |
マーク・トウェイン | 近代 | ハックルベリー・フィンの冒険 トム・ソーヤーの冒険 | |
レフ・トルストイ | 近代 | 戦争と平和 アンナ・カレーニナ | |
H・G・ウェルズ | 原子力時代 | 宇宙戦争 タイム・マシン | |
ラビンドラナート・タゴール | 原子力時代 | 家と世界 園丁 | |
カレル・チャペック | 情報時代 | R.U.R 山椒魚戦争 |
大芸術家は傑作『芸術』を制作する。一人ごとに傑作を3個制作できる。
傑作芸術は彫刻、宗教芸術、肖像画、風景画の四種類に分かれており、美術館のテーマ化判定、およびコンゴのUAに影響する。
すべての大芸術家はルネサンス時代以後の者から選ばれ、初期入手コストもルネサンス時代に準じる。
大芸術家 | 時代 | 傑作芸術 | |
---|---|---|---|
アンドレイ・ルブリョフ | ルネサンス | 【宗教芸術】受胎告知 【宗教芸術】栄光に満ちた救い主 【宗教芸術】キリストの昇天 | |
ドナテッロ | ルネサンス | 【彫刻】聖マルコ像 【彫刻】ガッタメラータの騎馬像 【彫刻】ホロフェルネスの首を斬るユディト | |
ヒエロニムス・ボス | ルネサンス | 【宗教芸術】快楽の園 【宗教芸術】最後の審判 【宗教芸術】干草の車 | |
ミケランジェロ | ルネサンス | 【宗教芸術】システィーナ礼拝堂天井画 【彫刻】ダヴィデ像 【彫刻】ピエタ像 | |
エル・グレコ | 産業時代 | 【宗教芸術】マギの礼拝 【宗教芸術】聖母被昇天 【風景画】トレド風景 | |
ティツィアーノ | 産業時代 | 【宗教芸術】聖母被昇天 【宗教芸術】ヨハネと首を捧げるサロメ 【肖像画】カール5世騎馬像 | |
レンブラント・ファン・レイン | 産業時代 | 【肖像画】アンドリース・デ・グラーフの肖像 【肖像画】アガサ・バスの肖像 【宗教芸術】アブラハムとイサク | |
仇英 | 産業時代 | 【風景画】漢宮春暁図 【風景画】蓮溪漁隱図 【風景画】赤壁図 | |
アンゲリカ・カウフマン | 近代 | 【肖像画】アンナ・マリア・ジェンキンスとトーマス・ジェンキンス 【肖像画】ヨハン・ヨアヒム・ヴィンケルマンの肖像 【肖像画】妖精に扮したサラ・ハロップ | |
ソフォニスバ・アングイッソラ | 近代 | 【肖像画】チェスをするルチア、ミネルヴァ、エウロパ 【肖像画】スペイン王フェリペ2世 【肖像画】修道士 | |
葛飾北斎 | 近代 | 【風景画】神奈川沖浪裏 【風景画】信濃諏訪湖 【風景画】凱風快晴 | |
張承業 | 近代 | 【風景画】酔画仙 【風景画】鷄圖 【風景画】雙馬人物圖 | |
エドモニア・ルイス | 原子力時代 | 【彫刻】クレオパトラの死 【彫刻】ハイアワサとミネハハの結婚 【彫刻】ポンペイの少女 | |
クロード・モネ | 原子力時代 | 【風景画】睡蓮 【風景画】印象・日の出 【風景画】ジヴェルニーの干草 | |
フィンセント・ファン・ゴッホ | 原子力時代 | 【風景画】星月夜 【風景画】夜のカフェテラス 【風景画】夜のカフェ | |
マリー=アンヌ・コロー | 原子力時代 | 【彫刻】ピエール・エティエンヌ・ファルコネの胸像 【彫刻】エカチェリーナ2世の胸像 【彫刻】マリー・カスカートの胸像 | |
アムリタ・シェール=ギル | 情報時代 | 【肖像画】3人の女の子 【肖像画】花嫁のトイレ 【肖像画】自画像 | |
グスタフ・クリムト | 情報時代 | 【肖像画】接吻 【風景画】カンマー城の公園の並木道 【風景画】ヒマワリ | |
ボリス・オルロフスキー | 情報時代 | 【彫刻】ミハイル・クトゥーゾフ 【彫刻】アレキサンドルの円柱 【彫刻】アレキサンドル大帝の胸像 | |
メアリー・カサット | 情報時代 | 【肖像画】腕に身を預けるリディア 【肖像画】子供の入浴 【肖像画】お茶 |
大音楽家は傑作『音楽』を制作する。一人ごとに傑作を2曲制作できる。
すべての大音楽家は産業時代以後の者から選ばれ、初期入手コストも産業時代に準じる。
大音楽家 | 時代 | 傑作音楽 | |
---|---|---|---|
アントニオ・ヴィヴァルディ | 産業時代 | 四季 冬 協奏曲 「夜」 | |
ヴォルフォング・アマデウス・モーツァルト | 産業時代 | アイネ・クライネ・ナハトムジーク 交響曲第40番 第1楽章 | |
ヨハン・セバスチャン・バッハ | 産業時代 | 小フーガト短調 無伴奏チェロ組曲 第一番 ト長調 | |
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン | 産業時代 | 歓喜の歌(交響曲第9番) 交響曲第3番(英雄) 第1楽章 | |
八橋検校 | 産業時代 | 六段の調 八段の調 | |
アントーニョ・カルロス・ゴメス | 近代 | フォスカ 第1楽章 アウボラーダ | |
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー | 近代 | 1812年 序曲 幻想的序曲「ロメオとジュリエット」 | |
フランツ・リスト | 近代 | ハンガリー狂詩曲 第1番 メフィスト・ワルツ第1番「村の居酒屋での踊り」 | |
フレデリック・ショパン | 近代 | 夜想曲第2番 華麗なる大円舞曲 | |
劉天華 | 近代 | 良宵 空山鳥語 | |
アントニン・ドヴォルザーク | 原子力時代 | 交響曲第9番 「新世界より」 第4楽章 弦楽セレナーデ ホ短調 作品22 第2楽章 | |
クララ・シューマン | 原子力時代 | 前奏曲とフーガ 作品16 第3楽章 トッカティーナ イ短調 | |
フベンティーノ・ローサス | 原子力時代 | 波濤を超えて カルメン | |
リリウオカラニ | 原子力時代 | リリウオカラニの祈り サノエ | |
ガウハー・ジャーン | 情報時代 | ラーガ・カマージ・ジョギーヤ ラーガ・バイラヴィ | |
ミコラ・レオントヴィチ | 情報時代 | 鐘のキャロル 合唱団のための序曲 |