科学勝利のために必要なのは、
科学力と
生産力。技術ツリーの位置、得られる効果など合わせてルール地方は是非狙って建てたい遺産です。必ずしも同一の都市でなくても隣接都市の工場地域を利用しても建てられます。ちなみに完成は遡ること167Tです。
「生産力を集中させたい都市を決めたら、予め建設予定場所を決めておこう。近郊部、兵営の設置、交易路の集約も忘れずに。」
都市国家オークランドの宗主国になることができました。
市民を働かせている浅瀬タイルの生産力+1。産業時代に入るとさらに生産力+1を得られる超優秀な効果です。
「ゲーム後半の沿岸都市はそれだけで優秀だが、このボーナスで更に意味がわからないことになる。」
195Tに化学の研究が完了。ここまででなるべく多くの都市にキャンパスを用意し、最後の建造物である研究所を配備していきます。社会政策の五ヵ年計画や軍事研究、合理主義を使って少しでも早く勝利に必要な技術を解禁していきます。
「研究所の前提として必要になるのは、建造物の大学。電力の供給でさらに科学力+5だ。ゴールドによる購入、イエズス会による教育での信仰力を利用して一気に揃えてしまおう。」
200T、ロケット工学でついに科学勝利に必要な宇宙プロジェクトを行う区域が解禁されます。建設には相当量の生産力が必要なので、ここまでに昇進を重ねた建設請負人の財務官レイナを使って
ゴールド購入してしまいます。そのお値段7200G。
「そのまま人工衛星の打ち上げに繋げれば、全マップの可視化と合わせてスムーズに次のステップに進めるぞ。」
198T、共産主義を採用したらもう終盤。超強力な社会政策を利用して文明力をブーストしていきます。インド領にアルハンブラ宮殿があったので、軍事スロットが1つ増えていますね。
「使うものを列挙すると、軍事研究、資源管理、五ヵ年計画、集産化、統合宇宙機構、暗号学、電子商取引、国際宇宙局。このあたりだ。」
さらに政府複合施設の最後の建造物である「王立協会」が解禁されます。労働者が残り回数を全て消費して区域プロジェクトに生産力ボーナスを注ぎ込めるようになります。
「科学勝利において科学力か生産力か、どちらがボトルネックになるかは状況次第だが、あって損はないぞ。」
205T、引き続いて黄金時代。生産力を高められる「蒸気の鼓動」を継続します。世界遺産のタージ・マハルがあるので、特に何も意識しなくても時代スコアを稼ぐことが可能になっています。
「次の原子力時代を迎えるまでにはケリが付きそうだ。」
月面着陸船の打ち上げ技術の人工衛星までは比較的簡単。解禁のための技術もロケット工学の直ぐ側。しかし、ここから先が長い。
「人工衛星を打ち上げることで、そのターンの科学力の10倍の文化力が一度に得られる。このブーストを使って、一気に強力な社会制度を取得していこう。」
211T、社会政策の国際宇宙局を採用。ここまでで同盟しているのは5都市なので、25%の科学力ブーストを得ることができた。
「うむ、悪くはないのだが、いまいち物足りない。占領されている都市国家を解放して回ることで、出力を更に高めていくぞ。」
同盟国のギリシャが参加している緊急事態（都市国家）を利用して、
不平0で朝鮮に宣戦布告。リズボン、ナスカ、ブリュッセルなどの都市を占領しているため、その解放や本国の区域などを略奪するのが目的です。
「これで宗主国は8カ国まで拡大。+40%なのでそこそこ満足できる水準だ！序盤から都市国家を意識するとここで猛烈なブーストをかけることができる。」
同盟国のスコットランド領内を通過して、朝鮮領へ侵攻します。地形改善や区域を全て略奪しつつ、陥落させた都市はスコットランドへ解放することで、不平を貯めずに略奪からのボーナスを得られます。
「社会政策の総力戦で、中々の略奪ボーナスが得られる。不平も貯まらないし、まさに内政のための戦争ができる。」
同じ211T、まだまだ色々なことが起こります。温暖化がフェーズ2へと移行し、水害が発生し始めました。海面上昇にはレベル1〜3までの段階があるものの、一度浸水が始まるとあっという間に進むので上ルートはなるべく優先するといいと思います。
「今回のように沿岸都市が多い場合は尚更だ。都市によってはゴールドで工兵を購入し、生産加速してさっさと揃えてしまおう。」
上ルートから進むと、気候変動による海面上昇が起こる前に防波堤を用意することができます。浸水が進むと影響を受けるタイルも増え、それに伴って必要なコストも増えていくので早めに用意するほうが得です。
「終盤に出力を上乗せするため、離島などに都市を出したときなどが、特に危なかったりする。」
213T、火星入植用船の打ち上げが完了。今回のプレイで生産力を集約しているのは丘陵ペトラを擁する福岡。教育者ピンガラに宇宙開発構想の称号をつけて配置しています。
「そしてここから未来時代の技術ツリーを深く研究していく必要があるため、時間がかかる事が多い。」
223Tに太陽系外惑星探査船の打ち上げが完了します。ゲーム後半はキャンパスがある都市で区域プロジェクトの「キャンパス研究助成金」を選択してテクノロジー研究速度を最大化します。
「都市も育ってしまうと、操作が手間になってしまうしな。区域プロジェクトは何も考えなくて良いしおすすめだ。」
225Tに、最後の技術である地球外ミッションが研究完了。資源などの余力を見ながら地上レーザー基地の建設orラグランジュレーザー基地の打ち上げを追加で行うことで、太陽系外惑星探査船が50光年旅するのを加速できます。
「朝鮮領内のキャンパスと工業地帯の略奪で、毎ターン800近く科学力をブーストできたぞ。移動力が高くZOCに影響を受けない近代的機甲部隊とヘリコプターが大活躍だ。」
ランダムで決まる未来時代のテクノロジーは、今回あまり運が良くなく、最も深いところに配置されていました。特にスマート素材の位置が悪すぎる。研究を待つ間に福岡では発電施設プロジェクトの原子力発電への転換や、事故の確率を抑えるため原子炉の再稼働をしていました。
「ツリー構造がランダムに決まるというのは、面白いと感じるときもあるが、煩わしいと感じるときもあるし難しいな。」
今回殆ど絡むことがなかったですが、マプチェもオランダを侵略して、朝鮮に勝るとも劣らない科学力を誇っていました。こちらにも牽制として海軍・空軍・核分裂兵器で邪魔をしています。
「核を落としてシド星を去るのは様式美のようなもの。」
マンハッタン計画を完了すると、核分裂兵器が生産可能になります。今作では核弾頭を生産すると直ぐに前線にある爆撃機から投下が可能になるので、使い勝手が向上しています。
「ただ、核分裂兵器が活躍する時代まで勝負がもつれることはないのが残念。」
233T、太陽系外惑星の探査が成功。無事に科学による勝利を勝ち取りました。
「TECHもCIVICも末端まで到達できたぞ。色々と順調に事が進んだ今プレイは、とても楽しかった。参考になれば幸いである。」
最後までお読みくださりありがとうございます。本レポは筆者の典型的なプレイ戦略をもとに科学勝利を目指しました。ランキングは4のウィンストン・チャーチル級。
鍵になるのは、不平を抑えつつ終盤まで戦争を続けることでしょうか。そうすることで同盟国を維持しながら暴れることができ、略奪で出力を稼ぎ続けることができます。
Civ6では1プレイでの情報量が多すぎて、中々全てについて網羅し切るのは難しいです。その点は他の勝利条件をプレイレポを併読していただくことで補完できるよう考慮しています。よければ是非合わせて御覧ください。
北条時宗はニューフロンティア・パスに備えるようです/はじめに
北条時宗はニューフロンティア・パスに備えるようです/文明のあけぼの
北条時宗はニューフロンティア・パスに備えるようです/戦乱の幕開け
北条時宗はニューフロンティア・パスに備えるようです/科学勝利への道←現在のページ
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