#author("2022-06-12T15:20:17+09:00","","")
#author("2022-06-12T19:56:11+09:00","","")
#CONTENTS

*総督 [#pe7ee76a]

**総督について [#u31d996a]

総督は、都市に配置することで効果を発揮する。
総督が配置された都市は、忠誠度の増加にボーナスがかかり、かつ総督ごとに異なる昇進によってさらにボーナスが得られる。
総督の称号を獲得するごとに、新規雇用か昇進させるかのいずれかを選ぶことができる。総督の称号の獲得方法は、社会制度ツリーの進展のほか、政府複合施設区域とその建造物の建設、遺産「通商員」など。

なお、総督の都市への移動は一定のターン(ゲームスピードに関わらず一定)が必要なので無闇に移動させるとロスが大きくなってしまう。計画的に配置しよう。

雇用できるのは以下の7人。GS では8人となり、一部の総督は能力が変化している。(以下は GS での説明)

秘密結社については[[こちらの項目で>攻略情報/評価/秘密結社]]

&color(red){※昇進効果のゲーム内説明は特に誤訳や説明不足が多い為、注意};


**城代 ビクター [#l9b5f81e]

&ref(データ/総督/ビクター.jpg,,65%);

主に軍事力の強化を目的とした総督。
バニラでは微妙な防戦系能力に偏っており、マグナスの日陰に隠れて全く活用されなかったためか、GS では内政・生産の能力も追加された。
RaFでは微妙な防戦系能力に偏っており、マグナスの日陰に隠れて全く活用されなかったためか、GS では内政・生産の能力も追加された。
無理矢理な救済措置のため、1つの昇進の中にチグハグな2つの効果が同時に含まれている。

採用ボーナスの「3ターンで完成する」とは「着任まで3ターン掛かる」という意味なので注意。

''守備的指揮官''は、もともとの効果である「防衛戦闘力+5」を考慮すると、最前線の都市の防衛に使うと良い。一方 GS で追加された「忠誠度+4」を考慮すると、忠誠度が下がりやすい僻地の都市に配置するのも良い。

''防衛兵站''は、「都市が包囲されない」という微妙な能力しかなかったが、GS では「ターンごとの戦略資源+1」が加わった。国内のレア戦略資源が採れる都市に常駐するといいだろう。

''銃眼''は、「都市遠隔攻撃回数+1」がやはりショボすぎたため、GS で「ユニットの無償レベルアップ」が追加された。生産特化都市で使うなり各種リソースによる購入を組み合わせるなりして、生産を加速するギミックがあると活きる。なお無償レベルアップは海軍やスパイにも適用される。特にスパイはレベルアップの恩恵が強い為、出来る限りこの都市で訓練したい。


**外交官 アマニ [#qdc9e14f]

&ref(データ/総督/アマニ.jpg,,65%);

主に都市国家との関係を強化を目的とした総督。
宗主国ボーナスがおいしい都市国家や資源が豊富な都市国家に置いておけば、一定の効果を期待できる。
都市国家で発動する能力が多いが、他文明の忠誠心を減らす能力を活かし、他文明との境界付近の自国都市に置く使い方も一応有る。
派遣中の都市国家と戦争になると弾き出されるため、再配置が必要。戦争中の都市国家には派遣できず、アマニの能力で宗主国になっていた場合は大きく代表団の数が引き離されてしまう。
「秘密結社」および「英雄と伝説」モードでは代表団派遣・宗主国化により結社および英雄を発見でき、もちろんアマニの能力によるものも適用される。これにより通常モードよりも採用度が高くなったと言える。


**枢機卿 モクシャ [#z93e83b3]

&ref(データ/総督/モクシャ.jpg,,65%);

主に宗教の強化を目的とした総督。
※2021年4月アプデにて採用ボーナスに都市の専門区域ごとに&ref(アイコン/ミニアイコン/faith.png,nolink);信仰力+2の効果が追加。

宗教プレイの必須総督。強い効果がツリーの奥に集中している事もあって宗教特化以外では使い辛い。
宗教圧力増加を考えると、彼が常駐する都市を聖都にして、首都とは別の宗教専門都市を立ち上げるのもいいかもしれない。

''大審問官''と''癒しの手''は、宗教戦争の最前線の都市で有益。敵宗教ユニットがなだれ込んで来る都市で待ち構えて、返り討ちにしよう。
なお''癒しの手''は軍事ユニットも回復させるので、制覇プレイでも使おうと思えば使える。

''守護聖人''は、使徒が追加の昇進を得られる。布教活動では特に強力。宗教戦争が本格化する中世かルネ期までには獲得したい。

''聖なる建築者''は、信仰力で区域が購入できるようになる。宗教戦争が一段落して信仰力に余裕が出てきたら採用してもいいかもしれない。


**官房長 マグナス [#h7452343]

&ref(データ/総督/マグナス.jpg,,65%);

主に食料と生産力の強化を目的とした総督。
元祖最強総督。

採用ボーナスは相変わらず最強クラス。これで収穫量を強化して森林や熱帯雨林を乱伐すれば、圧倒的な瞬間産出を叩き出せる。

''余剰管理''は、国内交易で活きる能力。区域開発済の大都市に常駐させて、国内の新興都市から交易で結べば、食料とハンマーを素早く供給できる。

''備蓄''は、都市の人口を気にせず開拓者を生産できるようになるので、祖廟や政策カード「植民地化」とセットにして都市をスパムしていくことができる。ただし、序盤の快適性不足対策としてあえて開拓者作成で人口を減らすテクニックもある。

''垂直統合''は、常駐都市のみ、近隣都市からの工場や発電所の生産力増加効果が重複する。工場の有効範囲をうまく重ねれば生産力をかなり高めることが可能になり、非常に強力。


**調査官 梁 [#c2064c95]

&ref(データ/総督/梁.jpg,,65%);

主に都市の成長を目的とした総督。

採用ボーナスの労働力+1は相変わらず強い。労働者はコストがどんどん上がっていくため、見かけ以上に+1が大きい。

''都市計画委員''は、序盤や新設都市の区域建設補助してくれるようになり、都市を早めに機能させることが可能になる。もちろん、用水路やダム、果てには宇宙船基地の建設でも有効。

''養殖漁業''および''公園と娯楽''は、それぞれ沿岸都市の成長と都市の快適性と観光力を強化してくれる固有の改善を建設可能になる能力。労働者が必要になるため中盤向けだが、うまく都市にこれらの改善を組み込めればさらなる産出の底上げが可能になる。
GS では都市滞在中は固有改善の産出量が増えるようになった。自文明全体の区域建造が終わったら、沿岸都市か観光都市でゆっくりしてもらおう。

''強化素材''の「環境効果によるダメージを受けない」とは、「自然災害で破壊されない」という意味。火山や暴れ川の近くの都市なら有益。


**教育者 ピンガラ [#e458b580]

&ref(データ/総督/ピンガラ.jpg,,65%);

主に科学力・文化力の強化と偉人の誘致を目的とした総督。
GS では採用ボーナスの弱体化と引き換えに''鑑定家''と''研究員''が強化され、序盤から圧倒的ともいえる大量の科学と文化を産出できるようになった。自国で最大の都市に彼を常駐させるのは既定路線と言える。

''鑑定家''と''研究員''は、着任した都市の人口によって文化力と科学力の産出量を増やしてくれるかなり強力な能力。これのおかげで序盤にキャンパスや劇場広場が無くても技術や社会制度を進めることができるので、浮いた生産力を開拓者や労働者に回せるようになった。

''助成者''は、着任した都市の偉人ポイントの産出量を倍増してくれる非常に有用な能力。効果は遺産にも適用されるので、偉人ポイントを産出する遺産は彼の常駐先に建てるとよい。(自然遺産の張掖丹霞には適用されない)

''学芸員''と''宇宙開発構想''は、それぞれ文化勝利・科学勝利特化なのでその路線なら。


**財務官 レイナ [#oa625a64]

&ref(データ/総督/レイナ.jpg,no link,65%);

主にゴールドの強化を目的とした総督。
採用ボーナスの「新タイル取得が早まる」とは「タイル拡張速度+20%」のこと。交易路のゴールド+3と合わせると、序中盤の金策としては悪くない。ピンガラがぶっ飛んで強いため影が薄いが、配置する都市を選べばかなりの出力になる。

''森林管理''は文化勝利向けの適性が高い。辺境都市に配置して、国立公園を敷き詰め、シーサイドリゾートを乱立しよう。
''港長''と''収税史''は、純粋に都市のゴールド産出を増やす能力。隣接ボーナスの多い都市や人口の多い都市に派遣すれば、しばらくは金策に困らないだろう。

''建築請負人''は、ゴールドが溜まってきた頃に取ると良いだろう。生産力の無い都市でも区域建設ができ、素早く強化できる。高コストにはなるが、宇宙船区域を解禁と同時に建てられるのはかなりの生産力節約になる。
''森林管理''は、文化勝利向けの適性が高い能力。辺境都市に配置して、国立公園を敷き詰め、シーサイドリゾートを乱立しよう。


''建築請負人''は、ゴールドが溜まってきた頃に取ると良いだろう能力。生産力の無い都市でも区域建設ができ、素早く強化できる。高コストにはなるが、宇宙船区域を解禁と同時に建てられるのはかなりの生産力節約になる。
**大宰相 イブラヒム [#c0cf3112]

&ref(データ/総督/イブラヒム.jpg,,65%);

スレイマン1世固有の総督。主に軍事・外交の強化を目的にしている。
ツリーの1段目は軍事、2・3段目は外交に関するスキル。
戦線の移動や非戦時の外交用スキルなどと合わせて配置移動が多くなりがちだが、ビクター同様3ターンで移動するので隙がない。

[[攻略情報/評価/文明・指導者]] の「スレイマン1世」も参照。

''セラスケル''はあらゆる時代を通して都市攻防戦を格段に楽にする強烈なスキル。ボーナスの有効範囲は常駐都市の都心から10タイル以内なので、戦場の最寄りの都市に派遣しよう。太古からこの恩恵を受けられるのも強み。
''セラスケル''はあらゆる時代を通して都市攻防戦を格段に楽にする強烈な能力。ボーナスの有効範囲は常駐都市の都心から10タイル以内なので、戦場の最寄りの都市に派遣しよう。太古からこの恩恵を受けられるのも強み。

''ハーッス・オダ・バシ''、''カプ・アガー''、''大宰相''は、イブラヒムを相手文明の首都に常駐させると効果が出るという珍しいスキル。とはいえ同盟ポイントと不平ポイントは意識してコントロールしづらいため、いまいち魅力がない。
''ハーッス・オダ・バシ''と''カプ・アガー''は、イブラヒムを相手文明の首都に常駐させると効果が出るという珍しい能力。とはいえ同盟ポイントと不平ポイントは意識してコントロールしづらいため、いまいち魅力がない。

''大宰相''は、隣接する文化的文明からの併合圧力を防ぐか、占領した都市の反乱を防ぐ使い道が考えられる。後者の場合、戦争相手の文明には総督は派遣できないので先に和平しなければならない。よって、「戦争前に最前線に''セラスケル''をもったイブラヒムを配置して攻撃力ブースト → 敵都市を占領したら''守備隊指揮官''をもったビクターを派遣して忠誠心低下防止 → 和平後に敵首都にイブラヒムを派遣してさらに沈静化」という流れが効果的。(特に相手が黄金時代、こちらが暗黒時代などで忠誠度圧力を受けやすい時)
''大宰相''は、こちらも相手文明の首都に常駐させると効果が出るという珍しい能力。隣接する文化的文明からの併合圧力を防ぐか、占領した都市の反乱を防ぐ使い道が考えられる。後者の場合、戦争相手の文明には総督は派遣できないので先に和平しなければならない。よって、「戦争前に最前線に''セラスケル''をもったイブラヒムを配置して攻撃力ブースト → 敵都市を占領したら''守備隊指揮官''をもったビクターを派遣して忠誠心低下防止 → 和平後に敵首都にイブラヒムを派遣してさらに沈静化」という流れが効果的。(特に相手が黄金時代、こちらが暗黒時代などで忠誠度圧力を受けやすい時)

//余談だが、総督一覧でレイナの右にいるため、秘密結社と遭遇していると一覧から見切れる。存在を忘れないように注意。



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