外交勝利のために特に必要な動きは、初期の探索です。各種外交コンペは、コンペを主催する文明と出会っていなければ参加できません。理想的には、中世に入って初の世界会議が始まるまでに全ての文明と遭遇しておきたいところです。また、都市国家は早い時代に出会っておかないと代表団の獲得機会を失うことになります。
今次プレイでは労働者とビレームを総動員して探索を行い、中世入り直後に全ての文明に接触し、全ての支援要請コンペに参加することができました。また、都市国家オークランドとブリュッセルの宗主国をとれたことが大きく勝利に貢献しました。
勝利の方向性や初期の方針が決まっている場合、「都市の守護女神」のパンテオンは結構強いのではないかと思います。
例えばゲーム序盤からラッシュをかけて制覇勝利する場合、自分で建てる区域は各都市1個か2個程度で、あとはユニットの生産に進むのではないでしょうか。
他の区画は、他国が建てたものを奪えば良いのです。
また、フェニキアのような特化文明であれば、文明特性をさらに尖らせることができます。各種の強力な半額区域を持っている文明は、取得を検討しても良いのではないかと思います。
今回のプレイでは、中世に黄金時代入りした後、ルネサンス・産業と立て続けに黄金時代に入ることができました。
フェニキアは特段時代ポイント稼ぎに特化した能力を持つわけではないはずなので、ちょっと集計をとってみました。
項目 | 都市建設 | 偉人 | 世界遺産 | 区域 | プレイ進捗 | プレイング | 探検 | 合計 |
ポイント | 1 | 0 | 0 | 0 | 8 | 3 | 6 | 18 |
割合 | 5.56% | 0 | 0 | 0 | 44.44% | 16.67% | 33.33% | 100% |
項目 | 都市建設 | 偉人 | 世界遺産 | 区域 | プレイ進捗 | プレイング | 探検 | 合計 |
ポイント | 6 | 2 | 0 | 0 | 7 | 3 | 6 | 24 |
割合 | 25.00% | 8.33% | 0 | 0 | 29.17% | 12.50% | 25.00% | 100% |
項目 | 都市建設 | 偉人 | 世界遺産 | 区域 | プレイ進捗 | プレイング | 探検 | 合計 |
ポイント | 6 | 3 | 0 | 6 | 8 | 4 | 12 | 39 |
割合 | 15.38% | 7.69% | 0 | 15.38% | 20.51% | 10.26% | 30.77% | 100% |
項目 | 都市建設 | 偉人 | 世界遺産 | 区域 | プレイ進捗 | プレイング | 探検 | 合計 |
ポイント | 15 | 7 | 8 | 0 | 10 | 8 | 3 | 51 |
割合 | 29.41% | 13.73% | 15.69% | 0 | 19.61% | 15.69% | 5.88% | 100% |
項目 | 都市建設 | 偉人 | 世界遺産 | 区域 | プレイ進捗 | プレイング | 探検 | 合計 |
ポイント | 28 | 12 | 8 | 6 | 33 | 18 | 27 | 132 |
割合 | 21.21% | 9.09% | 6.06% | 4.55% | 25.00% | 13.64% | 20.45% | 100% |
※プレイ進捗は技術の開発やUU・UB、被災したタイルの活用等、普通にやってれば取れるポイントをまとめています。
※プレイングは蛮族の排除や他国との交易路の完成、宗主国の獲得をまとめています。
※探検は他国との遭遇、自然遺産の発見、世界一周等をまとめています。
全体では時代ポイントの21%を都市建設、20%を探検で獲得できています。また、大提督の獲得によって、全体の時代ポイントの9%を獲得しています。
フェニキアの文明特性から初期の探索が進みやすく、コトン建設→開拓者→都市建設→コトン建設に至る流れで雪だるま式に時代ポイントが増えている様子です。
さすがに産業時代以降までこの勢いを継続できるかどうかはわかりませんが、例えば他国都市近傍への都市建設による時代ポイントは何度でももらえるようなので、さらに開拓者ラッシュを継続することでそこそこ稼げそうな感じです。
実際どういった推移で外交ポイントを獲得できたのか、表にまとめてみました。
ターン | 内容 | 獲得ポイント | 累計ポイント | 平行する支援要請の数 |
88 | 中世時代 | |||
89 | 世界会議 | 1 | 1 | |
90 | 支援要請発生(フランス) | 1 | ||
107 | 支援要請発生(マリ、フェニキア) | 2 | ||
118 | 世界会議 | 1 | 2 | |
120 | 支援要請終結(フランス) | 2 | 4 | 1 |
124 | 支援要請発生(ハンガリー) | 2 | ||
128 | ルネサンス時代 | |||
136 | ポタラ宮建設開始 | |||
137 | 支援要請終結(マリ、フェニキア) | 2 | 6 | 1 |
141 | 支援要請発生(マヤ、日本) | 3 | ||
149 | 世界会議 | 2 | 8 | |
151 | ポタラ宮完成 | 1 | 9 | |
154 | 支援要請終結(ハンガリー) | 2 | 11 | 2 |
156 | 自由の女神建設開始 | |||
160 | 自由の女神完成 | 4 | 19 | |
168 | 産業時代 | |||
171 | 支援要請終結(マヤ、日本) | 4 | 19 | 0 |
179 | 世界会議(勝利) | 2 | 21 |
また、各支援要請コンペについて、2位の文明とポイントをまとめてみました。
支援対象 | 2位の文明 | 2位のポイント |
対フランス | コンゴ | 2,239 |
対マリ | オスマン | 1,218 |
対ハンガリー | コンゴ | 4,878 |
対マヤ | コンゴ | 5,960 |
対日本 | グルジア | 4,800 |
やはり、全体の47%のポイントを支援要請コンペで獲得しており、このコンペが外交勝利の鍵であることがわかります。
支援派遣プロジェクトは、複数の支援要請コンペが平行している期間中に完了すると、平行している全ての支援要請に200ポイントが入ります。最初の世界会議から最終ターンまでのうち、37%の期間は支援要請コンペが平行して発生しており、そこそこ効率的なポイント獲得手段と言えます。
最終ターン近辺の経済力は600ゴールド/ターン程度であり、支援要請コンペの発生期間30ターンで考えると18,000ゴールドの収入で、ゴールドだけでもすべて勝利できる計算ですが、A文明の支援に支出したゴールドが、B文明の支援に転用され、それがC文明に…などという循環も考えられるので、ある程度はプロジェクトでポイントを稼げるよう生産力を獲得するべきと思われます。
外交勝利では活躍の場が限られたUUのビレームですが、初期ラッシュでは強いとの噂を聞きます。実際使えるのでしょうか。マップは原初の世界、極小でさわりだけプレイしてみます。
[添付]
初期立地は海沿いです。ビレームの運用・行動範囲拡大を考えると、都市はひたすら陸橋をつぶすように建設することになります。
[添付]
パンテオンは宗教的植民地を選びました。都市の守護女神によるコトンラッシュは、ビレームラッシュと生産力を食い合ってしまうため選びませんでした。
[添付]
第2都市建設。ここでも陸橋をつぶして運用範囲を拡大します。斥候がいるあたりにも都市出ししてさらに運用範囲を拡大する方針です。
[添付]
ビレームが3体そろったところで戦争開始。
[添付]
3ターンでエディンバラ制圧
[添付]
ところが、地形に阻まれてこれ以上進撃できません。
[添付]
14ターンかけて迂回しダンディー制圧。
結局、スターリングには壁を建てられてしまったのでここで進撃は終わりました。
もっとしっかり偵察を行うべきだったのですが、そもそもダンディーとスターリングには海タイルが1面しか接しておらず、ビレームで落とすには無理のある立地でした。
また、都市も陸橋地形に建てる必要があり、必ずしも最適な位置に都市出しできたわけではありませんでした。
さらに、フェニキアの文明特性「地中海植民地」による忠誠心維持は占領した都市には効かないため、人口圧力を発生させるために結局開拓者を作る必要があります。
ビレームラッシュは、上手く食える都市があるなら良いかもしれないものの、よく状況を確認しないと刺さらない、決め打ちできないラッシュで、進出余地があるならひたすら開拓者を作った方が安定するのではと思います。なお、ビレームが駐留する都市は非常に硬くなるので、防衛用に使うのはアリです。
といったところで終わります。
最新の10件を表示しています。 コメントページを参照