ゲームシステム/ルール

交易 Edit

交易商ユニットは、「対外貿易」を研究すると解除され、都市で作ることができます。このユニットは独立したマップレイヤーに存在し、マップ上のほとんどの要素と無関係に行動します。また、他のどのユニットとも自由にスタックでき、文化的境界の影響を受けません。

自文明が支配している都市に交易商がいる場合には、その都市とそこから到達可能な距離内にある別の都市の間にtraderoute.png交易路を築くことができます。ただしそれには、これらの都市の間にアクティブなtraderoute.png交易路が存在せず (たとえば、ローマからアテネに至るtraderoute.png交易路がすでに機能している場合、2つめを築くことはできません)、保有可能なtraderoute.png交易路の最大数にも達していないことが条件となります。

開設したtraderoute.png交易路は、最低でも20ターンにわたって存続します (ゲームスピード「標準」の場合)。交易路が存在する間、交易商ユニットは交易路に沿って自動的に移動しますが、出発した都市に戻るまで交易は完了しません。アクティブな交易路を移動している交易商ユニットは地形の影響を受けず、1ターンにつき1タイル移動して道路を敷設していきます。交易商は蛮族や敵対する文明に略奪されやすいので、護衛することを忘れないようにしましょう。

traderoute.png交易路が規定ターン数に達したあとは、従来のtraderoute.png交易路を更新するか、現在の都市から別のtraderoute.png交易路に向かわせるか、交易商ユニットを新たな都市に向かわせることができます。

交易路の存続時間の計算式:「FLOOR((ゲームスピード補正値/交易路の長さ)×0.1)+1」×交易路の長さ×2。
ゲームスピード補正値は、オンラインからマラソンの順に50、75、100、150、300です。

交易路を増やす Edit

各文明が維持できるアクティブなtraderoute.png交易路の数には限りがあります。この数はおもに所有する市場と灯台の数によって決まりますが、他の方法で増やすことも可能です。なお、市場と灯台からのtraderoute.png交易路ボーナスが同じ都市で累積することはなく、先に築いた方のボーナスだけが適用されます。

交易範囲 Edit

陸上の場合、traderoute.png交易路は15タイル以内の目的地まで到達できます。乗船を可能とする技術の研究を終えると、交易商は水域を移動できるようになります。水域での到達可能距離は30タイルです。都市にtrading_post.png交易施設がある場合、交易商は新しい移動エリアに向けて到達可能距離を「補充」し、さらに遠くまで移動できます。施設がない場合は、その都市が終着地になります。

陸上と水域の切り替えは、都心、港区域、運河区域、パナマ運河のような一部の遺産でのみ可能です。余った移動力は持ち越せません。

交易施設 Edit

trading_post.png交易施設を設けると、交易網を拡大して利益を増やせます。trading_post.png交易施設は、その都市を出発地または目的地とするtraderoute.png交易路が1つ完成すると設置可能となります。交易施設はtraderoute.png交易路の所有者のものとなります。

traderoute.png交易路のmove.png到達可能距離は、自文明のtrading_post.png交易施設が存在する都市で「補充」し、伸ばすことができます。そのtrading_post.png交易施設が存在する都市が他文明のものであれば、traderoute.png交易路の収入にgold.pngゴールド+1のボーナスも得られます。

交易路が所有者にもたらす産出物 Edit

traderoute.png交易路は毎ターン、出発地の都市に産出物をもたらします。もたらされる産出物は、目的地の都市に存在する区域によって決まります。たとえば、聖地がある都市と交易するとfaith.png信仰力が得られ、劇場広場がある都市と交易するとculture.png文化力が得られます。また、宗教とtourism.png観光力はtraderoute.png交易路に沿って拡大します。

また、経路も産出物に影響を与えます。線路、運河、山岳トンネルを通過すると、目的地の区域から得られるgold.pngゴールドが増加します。他文明の都市に存在する自文明のtrading_post.png交易施設を経由している交易路からは、gold.pngゴールド+1のボーナスが得られます。複数のtrading_post.png交易施設を経由する長距離交易路は、大きな利益をもたらしてくれることでしょう。

区域ごとの産出については区域を参照。



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