#author("2024-10-12T20:41:57+09:00","","") #author("2024-10-12T20:51:23+09:00","","") *忠誠心 [#hee1434b] 忠誠心は拡張「rise and fall」で追加された概念である。忠誠心は都市ごとに存在し、自他国近隣の都市の人口や政策、総督によってターン毎に変動する。 初期値は都市建設では100、敵国からの奪取では50。値の幅は0〜100で、マイナスにはならない。 また忠誠心75以下では産出が減少し、50未満では産出が0になる。 さらに''ターン終了時の忠誠心の増減結果で0になった場合(=上記の通り忠誠心の下限は0なので、必ずマイナスの圧力がかかっている必要がある)''、自由都市として独立する。 旧バージョンは0になると即座に独立していたため、カルト教団員やロックバンドといった一時的に忠誠心を下げる能力を持つユニットで忠誠心の圧力を無視して独立させることができていたが、現バージョンは0にしてもターン終了時の忠誠心の増減結果がプラスだと、ターン終了時に少し回復して永遠に独立しないというハマりポイントがあるので注意。 旧バージョンは0になると即座に独立していたため、スパイやカルト教団員やロックバンドといった一時的に忠誠心を下げる能力を持つユニットで忠誠心の圧力を無視して独立させることができていたが、現バージョンは0にしてもターン終了時の忠誠心の増減結果がプラスだと、ターン終了時に少し回復して永遠に独立しないというハマりポイントがあるので注意。 この仕組みのため、他文明の都市が多い遠隔地に入植すると即座に反乱が沸くこともある。 反面、こちらが忠誠心にフォーカスするプレイをすれば、敵都市を無血で奪うこともできる。 *忠誠心の要因 [#e1be1dba] 「○○した時」といった記載がない場合、数値はターン毎に増減する忠誠心を指す。 **人口 [#faf5f8fe] 最も基本的な忠誠ソース。 -普通時代:都市人口1につき忠誠心+1 -黄金・英雄時代:都市人口1につき忠誠心+1.5 -暗黒時代:都市人口1につき忠誠心+0.5 -首都補正:都市人口1につき更に+1 -プロジェクト補正:総合娯楽施設/ウォーターパークのプロジェクト「パンとサーカス」生産中は都市人口1につき更に+0.5 人口による忠誠心への影響は忠誠圧力として9タイル以内の都市にも影響し、 自文明の都市には忠誠心にプラス補正、他文明の都市には忠誠心にマイナス補正を与える。 他の都市からの忠誠圧力は1タイル離れる毎に10%減少する。 圧力を受ける場所は都心のようで、都市のタイルが広がった時に他都市からの忠誠圧力が増えたりはしない模様。 **総督 [#j5f366ee] -総督が配置された都市:忠誠心+8。これは総督の移動中も有効 -城代の称号「守備隊指揮官」:着任した都市から9タイル以内にある自文明の他都市の忠誠心+4 -外交官の称号「公使」:着任した都市から9タイル以内にある他文明の都市の忠誠心-2 -大宰相の称号「大宰相」:イブラヒムが他文明の首都に着任した場合、その文明の都市から自文明の都市への忠誠心圧力無効 **区域・建造物・プロジェクト・遺産 [#y967556b] -モニュメント:忠誠心+1 -政府複合施設:忠誠心+8 -謁見の間:総督が着任していない自文明の都市の忠誠心-2 -パンとサーカス:プロジェクト中の都市の人口1人につき忠誠心圧力+0.5。プロジェクトが完了した時、実行した都市の忠誠心+20 -コロッセオ:この遺産から6タイル以内の都市の忠誠心+2 -自由の女神:この遺産から6タイル以内の都市は常に忠誠心100 **政策 [#y4d34c29] -プラエトリウム:総督による忠誠心+2 -通信局:総督の昇進1つにつき忠誠心+1 -戒厳令:軍事ユニットが駐留している都市の忠誠心+4 -植民地省:首都と違う大陸にある都市の忠誠心+3 -マンダラ国家:保有している世界遺産から9タイル以内にある他文明の都市の忠誠心-2 -サクディナ:プロジェクト実行中、都市の人口1人につき忠誠心圧力+0.5 -連帯:総督による他文明の都市への忠誠心圧力+2 -地方分権:人口が6人以下の都市の忠誠心+4 -独裁的家父制:総督が着任している都市の忠誠心+4 -労働の無人化:プロジェクト実行中の都市の忠誠心-5 **快適性 [#q5ca1706] -幸せである:忠誠心+3 -興奮している:忠誠心+6 -不快である:忠誠心-3 -不安がっている:情報求む **食料供給 [#c8f6844c] -飢餓状態にある:忠誠心-4((食料不足の程度によらず一定?)) <!-- **ユニットの配置 [#uf82693a] 不明。占領状態の都市のみ適用? **占領状態 [#i7e3c9d9] -5の補正。都市譲渡がなくとも講和すれば解除される。 --> **宗教 [#la9250e0] -自文明が創始した宗教を奉じている都市:忠誠心+3 -自文明が宗教を創始したが多数派宗教のない都市:補正無し -自文明で宗教を創始していない:補正無し -自文明が創始した宗教を奉じていない都市:忠誠心-3 **偉人 [#he28e4a1] -エゼルフリダ(大将軍):退職効果を使用した都市の忠誠心+2 -ホセ・デ・サン・マルティン(大将軍):退職効果を使用した都市の忠誠心+4 -スディルマン(大将軍):退職効果を使用した都市の忠誠心+6 -東郷平八郎(大提督):退職効果を使用した都市の忠誠心+6 -スタンフォード・ラッフルズ(大商人):発動効果で併合した都市の忠誠心+10 **占領した都市の補正 [#w4f69e55] -戦争状態を問わない補正 --都市を創設した文明からの不平:相手が抱いている不平の2.3〜2.4%程度の忠誠心マイナス補正。 -戦争中のみ発生する補正 --戦争が継続中で、軍事ユニットを配置している占領都市(航空ユニット、海軍ユニットでも可):忠誠心+5 --戦争が継続中で、軍事ユニットを配置していない占領都市:補正無し **スパイ活動 [#ra9d7eaa] -総督の無力化:任務が成功した時、着任していた総督を一定ターン排除し、忠誠心補正を一時的に取り除くことができる -社会不安の扇動:任務が成功した時、任務を行った都市の忠誠心-20〜35 **ロックバンド [#ga21e0ba] -インディーズ:この昇進を持ったロックバンドがコンサートを行った時、コンサート会場となった都市の忠誠心-40 **「秘密結社」ミネルヴァの梟 [#b3453a53] -称号「洗脳」:自文明のスパイが領土内にいる都市の忠誠心+4 **「秘密結社」虚無の歌い手 [#q361a35c] -カルト教団員:隣接する他文明の都市で信徒増殖を行った時、その都市の忠誠心-10 -闇の召還:プロジェクト生産が完了すると、信徒増殖の効果が増える(最大-30まで) **文明・指導者特性 [#h7762aa2] -忠誠心を維持する固有特性 --イギリス:首都のない大陸で王立海軍造船所が建設された都市の忠誠心+4 --スペイン:首都のない大陸で都心に伝道所が隣接する都市の忠誠心+2 --マプチェ:総督が着任する都市から9タイル以内にある自文明都市の忠誠心+4 --ズールー:軍事ユニットが駐屯している都市は忠誠心+3、軍団・大軍団の場合は+5 --オスマン:所有している都市がもともと別の文明の都市だった場合は忠誠心+4 --フェニキア:首都がある大陸のフェニキアが建設した沿岸都市は常に忠誠心100 --スウェーデン:野外博物館がある都市は忠誠心+2 --リンカーン(アメリカ):工業地帯がある都市の忠誠心+3 --徳川家康(日本):首都から6タイル以内にある都市は常に忠誠心100 --キュロス(ペルシア):軍事ユニットが駐屯している占領中の都市は忠誠心+5 --ウィルヘルミナ(オランダ):国内交易路の起点となっている都市は忠誠心+2 -忠誠心にダメージを与える固有特性 --マプチェ:総督が着任する都市から9タイル以内にある他文明都市の忠誠心-4 --リンカーン(アメリカ):都市にあるプランテーションごとに忠誠心-2 --ラウタロ(マプチェ):通常・暗黒時代の他文明の都市圏内でユニットを撃破した時、忠誠心-20。黄金・英雄時代の他文明の都市圏内でユニットを撃破した時、忠誠心-40 --アリエノール(イギリス・フランス):都市にある傑作1つにつき、9タイル以内にある他国の都市の忠誠心-1 **都市国家 [#kd9c4253] 都市国家は通常の物に加え、+20の補正を受ける。 *自由都市 [#s79d8980] 自由都市はすべての文明と敵対しており、名前から神聖ローマのそれを思い浮かべるかもしれないが、どちらかと言えば蛮族都市と言った方がしっくりくる。 文明および都市国家がある都市の忠誠心を0、ターン毎の忠誠心を0以下にすると発生し、その際、独立した文明の最新の近接ユニットが2体ポップする。都市防御も独立した文明に準ずるが、これは非常に低く設定されており、容易に武力制圧できる。 自由都市はその状態への忠誠心をある程度持つが都市国家や文明のそれと比べると貧弱で、容易に帰属させられる。 帰属する都市は忠誠心0になったとき最も大きい忠誠圧力を加えていた国で、併合しても自由都市のユニットは敵対したままである。 もし併合を拒否するとその文明から独立したとみなされ、再度ユニットが発生する。 自由都市は自国とそれ以外すべてで忠誠心の綱引きをするため、自国への編入を拒否しても忠誠心の下がったところを他の国が代わりに併合するだけである。 緩衝地として用いるのは難しい。 ただし、自由都市は労働者を比較的優先的に生産するため、それを安定して捕獲できるなら労働者の産地となるかもしれない。