自然遺産は全て「周囲のタイルにアピール+2」「改善及び除去できない」の効果を持ち、マップサイズによって出現する数が決まっている。
またキリマンジャロなど明らかに山岳なものがいくつかあるが、山岳扱いではないらしく、区域の山岳隣接ボーナスを得られず、用水路が作れない。
最初に発見すると時代スコアが得られるが、特に自身が産出を持つ遺産はその産出が貧弱で、前作のように大量のハンマーや信仰を齎したりはしないため、全体的に弱い。
中には強力なものもあるが、基本的には狙えれば狙う程度で構わない。ただし、文化勝利の場合はアピールから注目しておく価値がある。
地形 | 出力 | サイズ | 追加効果 | 出現立地 | |
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ドーバーの崖 | 文化力+3 ゴールド+2 | 2タイル | 通行可 | 沿岸 | |
クレーターレイク | 科学力+1 信仰力+4 | 1タイル | 周囲のタイルに真水を供給 | ||
死海 | 文化力+2 信仰力+2 | 2タイル | 周囲タイルに真水を供給、通行可 隣接ユニットが回復すると全回復する | 砂漠 | |
ガラパゴス諸島 | - | 3タイル | 隣接タイルの科学力+2 | 近海*1 | |
グレートバリアリーフ | 食料+3 科学力+2 | 2タイル | 通行可 | 沿岸 | |
エベレスト山 | - | 3タイル | 隣接タイルの信仰力+1 隣接した宗教ユニットに高地訓練を与える | 山脈 | |
キリマンジャロ山 | - | 3タイル | 隣接したタイルの食料+2 | 山脈 | |
パンタナル | 食料+2 文化力+2 | 4タイル | 湿原扱い、通行可 | 草原 | |
ピオピオタヒ | - | 3タイル | 隣接したタイルの文化力+1、ゴールド+1 | ||
トーレス・デル・パイネ | - | 2タイル | 隣接タイルの地形・地物からの総出力2倍 | ||
ツィンギ・デ・べマラ | - | 2タイル | 隣接タイルの科学力+1、文化力+1 | ||
ヨセミテ | - | 2タイル | 隣接タイルの科学力+1、ゴールド+1 |
地形 | 出力 | サイズ | 追加効果 | 出現立地 | |
---|---|---|---|---|---|
エイフィヤトラヨークトル | - | 3タイル | 隣接する土地の文化力+1、食料+2 | 極地 | |
ジャイアンツ・コーズウェー | - | 2タイル | 隣接した陸上ユニットが昇進「フィオンの槍」(戦闘力+5)を得る。 なおユニットをアップグレードした場合、効果は失われる。再度隣接することで再取得する事は可能。 | 沿岸 | |
リースフィヨルド | - | 3タイル | 初めて隣接した海洋軍事ユニットは直ちにレベルアップする。 | 極地 |
地形 | 出力 | サイズ | 追加効果 | 出現立地 | |
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デリケート・アーチ | - | 1タイル | 隣接タイルの信仰力+2、ゴールド+1*2 | 砂漠 | |
レトバ湖 | 文化力+2、ゴールド+2、生産力+1 | 2タイル | 真水をもたらす。 | ? | |
ロライマ山 | - | 1タイル | 隣接タイルの信仰力+1、科学力+1 | ? | |
サハラの目 | 生産力+1、原子力時代以降はさらに生産力+1、科学力+3 | 3タイル | |||
マッターホルン | - | 1タイル | 隣接タイルの文化力+1、隣接した陸上戦闘ユニットは丘陵の移動コストを無視し、丘陵で+3の戦闘力ボーナスを得る | ||
ウヴス・ヌール盆地 | 信仰力+2、食料+1、生産力+1 | 4タイル | |||
張掖丹霞 | - | 3タイル | いずれか1つ以上のタイルを所有している場合、大将軍ポイント+2、大商人ポイント+2 |
文化3とゴールド2はジッグラトやケマムルなどの科学、文化を出す改善に毛が生えた程度の産出で、後半どころか序盤の改善にも劣る出力しかもたらさない。
これが出たら自然遺産枠が1つ減るお邪魔虫。
ちなみに崖ではなく陸地の方が本体で、遺産の2タイルで礁でない海タイルに隣接するすべての面が白い崖になる。
評価数:3 平均評価:1
信仰4は十分に強力で真水を齎すために都市建設もしやすい。宗教プレイはもちろん、序盤のパンテオンの創始にも役立つ遺産。
反面食料は一切出さないので人口が伸びてから市民配置しよう。
ちなみにツンドラに出現しやすい。
評価数:2 平均評価:3
若干効率は悪いが信仰と文化をもたらし、ユニットの回復にも使える。
然し立地特性が砂漠なのと、全回復効果は防衛戦でこそ真価を発揮するので使いづらい。
評価数:2 平均評価:2.5
周囲の科学をあげてくれ、また2つ二重に効果を受ける場所があるので科学+4の超タイルも作り出す遺産。
然し、資源がなければ改善できず、残念な産出しかしない。近海なのでどこぞの崖のように邪魔な事はない事が救いか。
ちなみにこの手の海洋系自然遺産すべてに言えるが湖にも出現する。
RaFで近海を改善できる施設が出た為、使いやすくなった。
陸地から隔絶されるため国立公園にしようがないのが弱点。
評価数:2 平均評価:3.5
食料産出は草原湿地程度だが序盤だと貴重な科学力が得られるのでそこそこありがたい。だが将来性は生産の出る「礁」に比べるとやや見劣りしてしまう。
ハロン湾の登場で余計に要らなくなってしまったかわいそうな遺産。
ちなみに、灯台、港湾、オークランドなど沿岸強化の効果が全て乗る。
評価数:3 平均評価:3
隣接ボーナスが得られるのはうれしいが、3タイルなので大きすぎて邪魔な事も多い。
また、多く山脈で出現するので宗教プレイ以外では完全なお邪魔虫であろう。
評価数:2 平均評価:2
汎用性の高い食料を齎す遺産で1タイルなので邪魔になることもない。優良な遺産なので積極的に囲いに行こう。
余談だが、「キリマンジャロ」の「キリマ」とは山の意である。
評価数:2 平均評価:4.5
面積だけは大きいが産出は初期改善以下のゴミ遺産。生産力はおろかゴールドすら産出せず、近場にあれば糞立地は間違いない。
文化を算出すること自体はありがたいが、市民を4人使うのが厄介で食料を出したところで住宅と生産が足りなくなって都市の成長が止まりやすい。
またひし形で出現する時と平行四辺形で出現する時がある。前者はすっぽり国立公園になるが、後者は隣接する普通のタイルを含めないと国立公園にできない。
自然遺産のタイル数に応じ効果を得られるタイプの偉人で最大の効果を得られるので、場所を覚えておくとよい。
評価数:3 平均評価:2.3
僅かだが産出を増加させてくれる。然し沿岸立地特性なのでありがたみを感じることは薄いだろう
「場所と形が悪い」という感じで海岸線上に3マスどかっと構えるので強化タイルを囲うにしろ聖地を建てるにしろ何かと融通が利かない。
評価数:2 平均評価:2.5
高出力をいともたやすく生み出す遺産で、特に平原鉱山を作れば初期でギア5と前作のソロモン王の鉱山を彷彿とさせる生産を出す。
ぜひ囲いに行きたい強力な遺産だろう。
評価数:2 平均評価:5
6タイルに科学と文化を積み増しさせる遺産。あまり役立つこともないがないよりはましだろう。
評価数:2 平均評価:3
ツィンギ・デ・ベマラの劣化。邪魔になることはあまりないが意識することもない程度の自然遺産。
序盤に都市圏に入れられれば科学ツリーの進み方がかなり早くなるのでちょっとだけ嬉しい。
評価数:2 平均評価:2.5
出力だけで言うならキリマンジャロの上位互換だがツンドラか雪原にしか出ないので活用が難しい。
逆に言えば通常入植しない場所なので住み分けできて邪魔になることはないともいえる。
ロシアでプレイするか温帯につきだしているときは狙っていこう。
評価数:2 平均評価:4.5
戦闘力+5は強力だがUGで失われるので非常に面倒。
ただ序盤の補正としては非常に強力なので近すぎても遠すぎても困るといったところか。
蛮族にも有効なため、近くに野営地が湧いたら早急に対処しないと後が辛い。
評価数:3 平均評価:4.3
マップ依存の激しい自然遺産で海洋では無類の強さを誇る反面、パンゲアでは全く役に立たない。
評価数:2 平均評価:4.5
狙う勝利条件によって評価が真っ二つに割れる遺産。文化勝利であればこれほどうれしい遺産はなく、自然公園にシーサイドリゾート等活用法が多い。
文化と信仰を出す効果もがっちりかみ合って、なんとしてでも確保したい一方、制覇や科学ではどうでもいい。
評価数:3 平均評価:2.7
食料と生産、おまけで文化とどこぞのサンゴ礁が見習ってほしい産出を誇る。
拡張で相対的に弱化したが未だ有用性は健在だ。
戦闘力ボーナスがあるが防御時でははっきり言って狙うのが難しすぎる。おまけと思っておこう。
パッと見強いが独自性に欠けると言うべき出力であり、十分に育った海洋資源はだいたいこのくらいの出力は出すので早い時期に出会ったほうがありがたい。
評価数:2 平均評価:3.5
バグか翻訳ミスか説明と産出が食い違っている遺産。効果は微妙で、砂漠な事もあって狙う必要性は皆無だが、邪魔になることもない。
評価数:2 平均評価:1.5
人口が余っていれば振る程度の産出はある。
評価数:2 平均評価:2
数多くある隣接タイルにボーナスを齎す遺産だが、特筆すべきはその形。
「ト」のような形をしていることで隣接ボーナスを何重にも受け、結果として高出力のタイルを多く生み出す。
とはいっても宗教以外だと実質科学+1なので活用できるかどうかは状況次第だろう。
評価数:2 平均評価:4
開発の正気を疑う遺産。生産+1は普通の砂漠丘陵と同じで、砂漠鉱山も最終的に生産+4になることを思えばいかに産出が微小かわかるだろう。
原子力時代以降は産出が上がるが、今更科学を+3×3された程度では影響は極めて薄い。
その人口を鉱山に振ってキャンパスを作る方がよほど有益だろう。
評価数:3 平均評価:1
ジャイアンツ・コーズウェーに似た遺産でこちらはいわば前作のキリマンジャロ。
効果は単純だが強力で遠隔ユニットに使えば前作の斥候弓兵のような活躍をしてくれるだろう。
こちらもUGすると効果が失われるので巡礼は欠かさずに。
これでツィクの効果は代替可能、UUとは何だったのか
評価数:3 平均評価:4.3
似たような遺産であるパンタナルと比べると少しばかりの生産と信仰、何よりツンドラ立地で住み分けができる分大幅に強化されている。こんなの出すならパンタナル削除してくれ
特にロシアとのシナジーは抜群なので是非取りに行こう。まあ他の文明だと邪魔しないだけパンタナルよりはマシで依然遺産枠を食っていることに変わりはないが。
評価数:2 平均評価:2
サハラの目とは別の意味で開発の正気を疑う遺産。1タイルでも所有すれば古典の将軍と商人は総なめに出来、その後も+6の偉人ポイントは都市2つか3つ分に相当する強力さ。
低難易度なら出た瞬間に勝利を確信するほどの強遺産と行っても過言ではないだろう。
評価数:5 平均評価:4.4