問題は、西のアステカ、東のポルトガル、どちらを攻めるかだ。
画面を見てもらうと分かる通り、複数の文明と遭遇しているアステカに対して、ポルトガルは我がローマとアステカとしか遭遇していない。これはつまり、東側にはポルトガルしかいない、ということだ。
だとすれば、ポルトガルを撃破すれば、パンゲアの東側の広い地域を囲い込み、独り占めできる。
どうやら最初の犠牲者が決まったようだ。
非難声明を出し、準備万端。
石工術を研究し、破城槌を準備しつつ、ポルトガルへと軍勢を向ける。
その際、弓兵もお供させることを忘れてはいけない。いくらレギオンが強いとは言え、弓兵がいるのといないのとでは、敵ユニットの殲滅力が違う。
アステカから国境開放の取引が来るが、断固拒否する。アステカに国境を開くということは、いつ後ろから掘られても文句は言えない、ということだ。
65ターン。準備が整い、いよいよ戦争開始。
たしかに貴国の無敵艦隊は無敵かもしれない。・・・だが、ここは陸だ!
69ターン。まずはセビーリャ占領。宣戦後すぐに防壁を建てられ、破城槌の到着を待つ羽目になったが、たいした損害はない。
この間も首都ではレギオンの増産を続けている。ユニット数は、これで十分だと思った数の1.5倍は作るべき・・・というのが、Civシリーズの鉄則である。
83ターン。さらに2都市を落とし、敵首都マドリッドに迫る。
ユニットにより維持費がマイナスに落ち込んでいるが、略奪とユニット売却でカバー。
ユニット売却は、緊急時の非常手段の要素として悪くないと思うが、いかんせん効率が良すぎるため、おそらく修正されるだろう。今回のプレイでも、緊急時のごく限られた使用にとどめている。
この間、技術は徒弟制度を目指して進めている。工業区画を立てることが、内政の全ての始まりだからだ。
85ターン。ポルトガル滅亡。さようなら、顔の長い人。さようなら。