#author("2021-01-30T19:40:06+09:00","","")
* 科学勝利 [#t160f771]

''他の文明に先駆けて太陽系外の惑星に入植すると勝利''

科学勝利を目指すのには研究と生産力が必要なので、

-偉人を確保しやすい文明
-生産力や科学力の高い文明
-ブースト関連の能力が高い文明

が、科学勝利に適した文明と見なされます。

他の勝利方法と比べて文明間の能力差が小さく、
「文化勝利を狙おうとしたらコンゴとロシアに文化偉人を総取りされた」
「制覇勝利を目指したが次の侵攻予定国が山岳丘陵地帯で攻略が面倒」
といった周囲文明の状況に左右されにくいのが特徴です。
しかし、達成までのターン数が間延びしがち(操作量は少ないですが)なのが欠点です。

** おすすめ文明・指導者 [#o07d6cda]

- 科学勝利向きの文明

-- シュメール
ジッグラトで科学力や文化力の積み増し可能。蛮族の前哨地を潰して回ることによりブースト獲得が期待でき、序盤の技術ツリーの進みが早い。

-- ドイツ
各都市にハンザをスパムすることで大技術者の獲得に有利。高い生産力と建設可能区域の多さは、ブースト要件を満たすため行動や、科学勝利向け遺産の建設で役立つ。

-- 日本
キャンパス区域は半額対象ではないが、政策:合理主義の要件である隣接ボーナス+4以上を満たしやすい。生産力が若干高いエレクトロニクス工場も追い風。

-- オーストラリア
被宣戦や都市開放で生産力2倍、アウトバックステーションも生産力の高い改善。
隣接ボーナスがアピールで増加するため、山岳や礁に接したキャンパスが他の文明より強くなりやすい。

-- オランダ
川から工業地帯とキャンパスが隣接ボーナスを得られる。

-- スコットランド
快適性を維持出来れば生産力・科学力と、大科学者・大技術者を確保しやすい。解放戦争さえ起こせればさらに生産を加速可能。

-- 韓国
キャンパス代替UDの書院をスパムできれば、文明・指導者UAも合わさり科学力の伸びは悪くない。また、政策:合理主義の条件の隣接ボーナスを区域に隣接させなければこれ単体で満たせる。科学勝利に必要な生産力をどう捻出するかが重要。

-- インカ
内政能力が全部高め。初期立地が山岳付近になりやすくキャンパスの隣接ボーナス獲得に有利。また都市人口が増えやすく科学力の底上げが可能。ロケット基地用の平地を確保しておくこと。

-- マヤ
キャンパス代替UDの観測所は、周囲の改善により立地を選ばず隣接ボーナスを得やすい。首都を中心とする密集した都市配置をすれば生産力も高められる。

- 他の勝利のほうが適正が高いがバックアップとして科学勝利も目指せる文明

-- アステカ
コストの重い宇宙船基地を労働者で安価に作れる。しかし他の文明でも総督レイナ(ゴールド)とモクシャ(信仰力)で区域を購入できるので、建設速度の優位性は相対的にバニラ時代より下がっている。

-- アメリカ・テディ(ブルムース)
外交スロットがWCに変わるので偉人政策や生産力・科学力増加政策などを柔軟に組み合わせ可能。
また、自然遺産や山岳に隣接したアピールが最高のタイルから科学力を出すことができる。
文化・外交勝利と並行して科学勝利の準備を進めることが可能。

-- アラビア
文明UAによりほぼ確実に創始でき、信仰を広めていくことで信仰力だけでなく科学力の出力も高めることができ、研究速度と偉人確保で有利。
宗教勝利を目指しつつ、他文明に宗教が強い文明がいる場合などは科学勝利に方針転換しやすい。

-- ブラジル
現状は文化勝利のほうがやや向いているが、偉人獲得能力と、熱帯雨林からのキャンパスの隣接ボーナス増で科学勝利にも適正がある。

-- フランス・カトリーヌ(黒妃)
スパイで技術やカネを盗みつつ、他文明の妨害も平和裏に妨害しやすい。オックスフォード大学など科学勝利に有用な遺産も立てやすい。

-- 中国
ひらめきと天啓による技術進行が早い。また労働者の労働力増加で王立協会による宇宙プロジェクト加速も有利。

-- ヌビア
全区域の建設早め、立地依存だがピラミッドでさらに加速できる場合も。

-- マケドニア
侵略戦争でひらめきや天啓を得られ、また軍事ユニット生産時には科学力も得られる。

-- インドネシア
沿岸からキャンパスと工業地帯が隣接ボーナスを得られる。
また、カンプンにより沿岸でもそれなりの出力を得られるようになる。

-- スウェーデン
文明特性により大技術者と大科学者を確保しやすい。

-- バビロン
文明特性によりひらめきだけでどんどん技術を解禁していける。
スパイおよび大科学者によるブーストや社会制度ツリーの解禁が必要なブーストのテクノロジーをどう解禁していくが重要。

-- ベトナム
熱帯雨林タイルに建設した区域の建造物に科学力、湿地タイルに建設した区域の建造物に生産力のボーナスを得られる。
ただし、熱帯雨林や湿地は除去すると再度復活はできないため都市計画は念密にしておこう。火山や火災に弱いことにも注意。
** 科学勝利達成へのコツ [#s45a7ae2]

宇宙勝利は以前のバージョンだと科学力よりむしろ1でも多く生産力が欲しく、そのためマウソロス霊廟やルール地方を確保するなどの必要がありましたが、最新環境では未来時代のテクノロジーを先端近くまで進める都合上科学力もより重要になっています。
科学力は他のリソースに比べると獲得しにくいという特徴があります。キャンパスの隣接ボーナスは山岳・熱帯雨林・地熱孔・礁と立地に大きく依存し、科学力が得られる地形改善もシュメールのジッグラトやスペインの伝道所、都市国家グラナダのアルカサル宮殿など数えるほどしかありません。都市の成長(人口1につき科学力0.5)と、各都市に図書館・大学・研究所を建造することで着実に積み増していきましょう。
宇宙船基地のある都市の生産力は300超えが理想ですが100程度でも労働者を使ったプロジェクトブーストや偉人で何とかなります。むしろ一番苦労するのは宇宙船区域を建てる時かもしれません。
序盤はこのゲームの定石通り弓や剣を携えて隣国に挨拶しに行きましょう。制覇程軍事にリソースを振る必要はありませんし文化程広大な版図を確保する必要はありませんが交易路と科学力のため都市数は多ければ多いほど良いです。マウソロス霊廟は大技術者の使用回数を+1してくれるので相変わらず有用ですが、拡張で時代の進行が遅くなり、最悪宇宙偉人が出現前に宇宙への入植が終わることすらあるので重要度はやや低下しています。
中世ごろから生産都市を決め、そこを発展させます。鉱山・採石場・伐採所の改善はもちろん、工業区域は用水路・ダムを隣接させ生産力を高めましょう。並行して食料・住宅・快適性確保し人口増加も怠りなく。
同盟相手はいたほうが有利です。アジェンダにかなう行動を取ったり贈り物をしたりなどで友好関係を結び、研究同盟を組みましょう。
ルネ期~産業時代頃からは戦争を控えましょう。好戦ペナも馬鹿になりませんし、攻城ユニットを新たに作るのは骨です。ルール地方はゲームデザイン上優先度は下がっていますが、オックスフォード大学は変わらず有利です。
近代の政体に到達したら、同盟相手がいる場合は民主主義+政策「為替銀行」で国外交易を軸にするのが強力です。もし同盟相手がいない場合は共産主義+政策「集産化」で国内交易に専念するのも科学勝利には向いています。
政府複合施設の王立協会を建設し労働者によるロケット発射プロジェクトの加速、総督ピンガラの「宇宙開発構想」、政策「統合宇宙機構」などを駆使し宇宙開発に邁進しましょう。
また最後の詰めにアルミニウムも必要になるところは注意です。自領近くに湧かなかった場合は都市国家や他文明との取り引きを利用してなんとか確保しましょう。


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