31T、死海に市民配置した甲斐あってパンテオン取得。なんと炉の神が残ってました。当然炉の神を選択。
後に判明することですが、このシド星には宗教都市国家が一つもありませんでした。そのせい?スキタイはクルガンでパンテオン早いはずだけど、蒼天の神でも取ったのかな。
パンテオンはこの5つがおすすめ。
・炉の神 太古・古典時代の軍事ユニット生産時+25%
・宗教的植民地 タイル獲得速度+15%
・豊穣の儀式 余剰食糧+10%
・蒼天の神 牧草地に+1
・葦と湿原の貴婦人 湿原、オアシス、氾濫原タイルに+1
炉の神はAIの優先度が高いのでまず取れないですが、残ってたらマスト。
宗教的植民地はタイル獲得が結構遅めなので地味に役立ちます。立地に依らず効果を発揮するのがいいです。
人口早く伸びるに越したことはないので豊穣の儀式もいいです。ただ、余剰食糧は住宅制限に引っかかることも多いので、常にフルに効果を発揮できるわけではないのがネックです。インド、コンゴ、ローマなど、特性で住宅を確保しやすい文明におすすめ。
あとは資源、立地次第ですが蒼天の神と葦と湿原の貴婦人。畜産資源は数が多めですし、牧草地はが出るので市民配置しやすいです。口伝も改善から文化力の出るパンテオンですが、プランテーション改善が微妙なのであまり市民配置したくないんですよね。羊、家畜は後には収穫してしまいたくなる資源ですが、序盤のブーストと割り切っても十分な効果。葦と湿原の貴婦人は首都、第2都市あたりに該当タイルが多いなら採用してもいいでしょう。中盤以降は微妙ですが最序盤のブーストとしては優秀です。生産力は正義。
他のパンテオンは立地、資源に左右されすぎだったり効果が微妙だったり(というか両方?)。首都にキャンプ資源が多いときの狩りの女神くらいかなぁ。
同Tには残り1Tで止めておいた職人技を完成させて政策も変更。測量、神王から、スパルタ教育、都市計画に切り替えて首都では投石兵量産へ。
首都の生産力は現在7なので、+75%で約12。投石兵が3T、弓兵が約4Tで作れます。
(`・ω・´)シャキーン!
そして34T、お馴染みの効果音がついに流れてしまいます。
モンちゃんか〜。防御戦術のブーストあざーす!…って、これあかんやつや!
(通知見逃して気付かなかったけどローマとは既に和平していました。はやい、はやいよモンちゃん!)
テディ、お前もか…。非難声明なしの正式な戦争の布告、それはすなわち共同戦争を意味するのです…。
Civ6は序盤は特に文明総蛮族なゲームなので、宣戦されることは織り込み済みで、むしろ宣戦されないと防御戦術のブーストどうしよう…、と戸惑うくらいなのですが、共同戦争を仕掛けられるのはちょっと想定外でした。
「カトリーヌッ!君の意見を聞こうッ!」
「『アステカは北から攻めてくる』………『アメリカは南から攻めてくる』つまり
ただのハサミ討ちだこれ!」
ルーズベルト理論(テディのUA。首都のある大陸で+5)発動してる…だと…。
地味にショックなのがこれすなわち南を探索しても別大陸見つからないということで、対外貿易のブーストがかけられません。今回のマップはいわゆる大陸と、ゲーム内区分の大陸とが完全に一致するタイプでした。もちろん戦争面でも同大陸アメリカは普通に厄介。
首都近くで地図を作成できていなかった部分に案の定蛮族野営地が。既に蛮族斥候は帰り道なのでスイッチは入ってしまうでしょう。あーもうめちゃくちゃだよ。
幸い北から南に移動していたアメリカの斥候を仕留めることで弓術ブーストは達成できました。早速弓兵にアップグレードしたいところですが、割とゴールドが溜まってたので交易商の購入に充てることに。
共同戦争は戦争する準備整ってるかに関わらず起きてしまう感じで、単独宣戦のように軍を寄せてからの宣戦にはなりづらいので、まだ余裕はある感じ。
38Tには蛮族斥候を倒して青銅器のブーストも達成、翌T青銅器の研究が完了。更に40T、対外貿易研究完了。投石兵3体、弓兵1体になったので一旦兵営建設に移行、軍事政策も規律にしておきます。もう少し弓を生産したいところですが、今回の戦略では弓ラッシュはおまけです。大将軍の獲得が最優先。交易商は交易路クエストの出ているオークランドに送り兵営の生産を加速。
鉄は見える範囲ではアステカの都市の近くに2つ湧きました。自力都市建設で取れなくもない位置ですが、アステカを征服してそこで開拓者生産するのが楽でしょう。
スイッチ入ったと思ったら入ってなかったっぽい?この野営地出身の蛮族斥候は始末できてたということでしょうか。蛮族斥候には色はついてないんでそこら辺はわからないですね。何にしてもラッキー。
アメリカの戦士かてぇ!テディUA+寡頭制+難易度補正で+13まで強化されてます。
アップグレード後回しにして火力の集中が出来てないのもあって、昇進回復されるばかりで1匹も仕留められません。
ただ44Tには和平を申し出てきてくれました。
46T、裸で接近してきていたアメリカの開拓者を運よく捕獲。和平すれば即都市建設できるということで、翌T、74G(?)貰っての和平となりました。
和平締結や資源取引のときはなるべくターンあたりのゴールドでなく現ナマを貰いましょう。貰える総ゴールドは減ってしまいますが、30T後のメリットより今のメリットを優先するのが吉です。
しかしなんでCiv6は前作、前々作にあった告知ログないんですかね?このレポは毎ターン(と思うのだけどプレイしてるとよく忘れる)セーブしておいて、それらのデータからSSを撮影して作成してるのですが、告知ログがないから何ターンに和平したのか等を複数セーブデータをロードしてみないとわからなかったりしてめんどくさい…。
「寝 言 は 寝 て 言 え 絶対許さんからな!」
とはいえ、ハナから近場の文明を滅ぼすことは決まっているので、我ながら白々しいとおもいましたまる
プレイヤー以上の蛮族なんていないってはっきりわかんだね
散発的にちょっかいかけに来ていた鷲戦士を撃退しつつ進軍し、52T、アステカ都市トラコパンに攻撃開始。
防壁が出来ていますが、弓兵がいれば太古の防壁はすぐ壊せるので特に問題にはなりません。
ただ、防壁を破壊した後、特に駐留兵がいる場合は、都市のHPを簡単に削り切れるほどには弓兵の戦闘力は高くないです。そのため攻囲状態にして都市のHPを回復させないようにしましょう。このときは画像のグレー円の位置に弓兵を、太い白円の位置に戦士を置きました。戦士のZOC含めて都心の隣接6タイルを全て塞いだのでこれで攻囲状態にできます。
斥候は周辺の哨戒にあたらせていますが、防壁破壊後、安全が確保できるようなら攻囲役に起用してもいいかもしれないです。弓兵と違って斥候にはZOCありますし。
なお、弓兵の昇進はみな右ルートの守備隊、焼夷弾を取っています。左ルートは対ユニット、右ルートは対都市の昇進なわけですが、現状のAIだとユニットをあんまり生産しないので、右ルートの方が活きる気がします。守備隊は敵都市の区域上でも発動するのでうまく利用しましょう。
北と西から鷲戦士がやってきましたが、1体は開拓者と一緒に北へ消えていき、もう1体はすぐに弓矢で蜂の巣に。
現状のAIのユニット保有数は基本的に少ないですが、このアステカは特に少ない感じです。ローマとの戦争で結構疲弊してたのかしらん。
駐留ユニットがいないこともあり、58Tには陥落させることができました。結構いい都市ですね。AI特有の聖地区域はご愛嬌。
和平・滅亡させる前の占領中の都市は生産力重視にしておきましょう。デフォルトだと基本的に人口が伸びるように市民配置されますが、占領中は人口の増加は完全にストップするので余剰食糧は全くの無駄です。また、科学などは-75%のペナルティですが、生産力は-50%と若干ペナが軽いので、生産力重視が一番お得です。画像のように都市の各種出力の左横の丸を一度クリックすると、その出力を重視した市民配置に自動でしてくれます。
アステカ首都テノチティトラン攻略中。首都補正と駐留ユニットがちゃんといることでそれなりに固いです。陥落させるまでに、テノチティトラン自体からと西にある都市から計3体鷲戦士がやってきましたが、その都度弓兵の一斉射撃で撃退しています。区域上にいる弓兵は守備隊の効果で対ユニットもこなせますね。北にスイッチ入った野営地があるのか、ちょいちょい蛮族がやってきて邪魔するのがうざい。
戦士危なくね?と思われるかもしれませんが、実際危ないです。一応農場略奪による回復を当て込んで前に出ていますが、戦士これしか用意してないので万が一撃破されたら占領できません。もう一体は用意するべきでした。舐めプを許してくれるAIが悪いんや…。
そこそこ時間かかりましたが、70T、無事テノチティトラン占領。アステカは残り2都市+開拓者1体。
都市攻略中、適当な改善があったら略奪しておきましょう。序盤中盤は略奪収入が旨味です。ただし区域は略奪しないように。労働者さえいればタダで直せる改善と違って、区域や建造物は生産力を必要とするので基本的に割に合いません。
アステカとはここで停戦しました。基本的に攻める文明は漏れなく滅亡させますが、一度に滅亡させようと思うと占領ペナルティを受ける期間が長くなりますし、和平締結による戦争疲労の減少がないため快適性がきつくなります。10ターンの和平期間は地味に長いので頻繁に和平を結ぶのは考え物ですが、滅亡までそれなりにかかりそうなときは和平を結ぶべきでしょう。和平締結で即占領ペナルティは消えて占領した都市が機能するようになるので、和平するなら決断は早めに。
ちなみに画像では取引に応じられないと出ていますが、これは結ぶつもりがないのではなく結ぶだけの対価を支払えないとAIが判断している状態です。ボコボコにして和平の価値が吊り上がるとよくこの状態になるので注意。この状態だと大体都市以外は全部供出させることができます。
と色々書いてみましたが、実際停戦した一番大きい理由は、第2都市がアステカが宗主国になったアンタナナリボに攻められて地味にピンチだったから、という。
アステカとの初戦を駆け足でお送りしましたが、「片手間なんかじゃなくもっと本気でユニット作ってさくっと滅ぼせばいいんじゃ?」と思われた方もいるかもしれません。
片手間弓ラッシュだったのには理由があります。ここら辺で今回の戦略を詳らかにしておきましょう。
慣れたプレーヤーの方なら鉄が最重要と書いた時点でお察しかもしれませんが、今回狙っているのは中世からの騎士を主体としたラッシュです。
Civ6の騎士は伊達じゃない!騎士がどう強いのか説明してみます。
まずは騎士が属する騎兵系統の強さから。(Civ6の騎兵には重騎兵と軽騎兵が存在しますが、昇進内容が違うだけで特性は同じです)
下の表は今作の騎兵と前作の騎兵の特性の比較です。
Civ6の騎兵 | Civ5の騎兵 | |
ZOC | 無視 | 有効 (電撃戦取得時の機甲ユニットのみ無視) |
防御ボーナス | あり | なし |
都市攻撃ペナルティ | なし | あり(-33%) |
攻撃後の移動 | 不可 (ツリー最奥の昇進取得すれば可能) | 可 |
この表から、騎兵系統は前作から大幅に強化されていることがわかります。
前作では電撃戦機甲ユニットの特権だったZOC無視がつき、移動力の高さを存分に活かすことができます。
また、防御ボーナスを受けられるようになり、都市攻撃ペナルティもないので、騎兵系統は近接系統の上位互換的系統となっているのです。
アンチユニットとして対騎兵系統のユニットが存在しますが、対騎兵系統は不遇で存在しないも同然なのでどうでもいいです。
次に騎士のスペックを確認してみましょう。データのページから古典〜ルネサンス時代の近接戦闘ユニットのものを引っ張ってきて、戦闘力順に並べてみたのが以下です。
騎士が中世までのユニットでは頭一つ抜けているのがわかると思います。ルネサンスのマスケットにはさすがに劣りますが、それも大将軍を獲得することでカバーできます。
60Pで取得できる1人目の大将軍は古典時代の大将軍になります。大将軍は属する時代と次の時代のユニットに対し範囲バフを与えることができるので、古典時代の大将軍なら古典と中世のユニットにバフを与えることができます。すなわち、必要ポイントが低く獲得が容易な1人目の大将軍を取得することで、ただでさえ強い騎士を更に強化することができるのです。
大将軍がいれば騎兵系統の特性の優秀さも相まってマスケットとも互角以上の戦いができます。ルネサンスまでは騎士の天下なわけです。
今回最短で騎士ラッシュをかけるわけではないので余談になりますが、騎士は、解禁する鐙の前提技術の少なさも強みだったりします。なんと畜産と騎乗だけでいいのです。強くて旬も長い上に解禁も早い。イケメンすぎやしないか?
「騎士って強いのねぇ。でも、お高いんでしょう?」
ご心配なく!上の表を見てもらえばわかるとおり、鉄が必要にはなりますが、コストは中世の他のユニットと変わりません。そして、騎士はヒッタイト・チャリオットからアップグレードすることもできます。これが非常に大きい。
旧世代ユニットを事前に量産しておいて、最新ユニットを解禁する技術を取得した直後にそれらをアップグレードしてラッシュを仕掛ける。シリーズ経験者ならお馴染みの戦略ですね。この基本戦略にはラッシュに用いるユニットの旬をできるだけ長くするという目的があるわけですが、アップグレードの費用の捻出に工夫が必要でした。
ところが、Civ6では、そもそもアップグレードが格安でお得なのです。基本費用からして馬鹿安な上に、政策でアップグレード費用を半額にすることができます。
「なになに、ヒッタイト・チャリオットから騎士へのアップグレードは政策込みで90ゴールド…。安い気もするけれどちょっとよくわからないわ」
では、part1でも軽く触れた、ゴールド、信仰力による購入の比(1=2=4)から、ゴールド変換して比較してみましょうか。
まずアップグレードしない場合ですが、騎士のコストは180で、生産するときは+50%の生産加速政策を使うものとすると、実質コストは2/3の120。よって120×4で480Gです。
次にヒッタイト・チャリオットからのアップグレードの場合は、ヒッタイト・チャリオットのコストは65で、騎士の場合と同様に生産加速政策を使うものとすると、65×2/3×4で約173G。ここから90Gでアップグレードするので、締めて約263Gです。あくまでゴールド変換した場合の話ではありますが、アップグレードで用意すると直で生産した場合と比べて45%ほど安く用意できるのです。
仕様なんですよねぇ。アップグレードコストの計算式は以下のとおりです。
(必要生産力の差)×1.5 + 10 = アップグレードコスト(ゴールド)
端数の扱いはよくわからないですが、大体こんな感じです。これは常備軍適用前なので、常備軍使えばここから半額になります。
購入の場合は1=4なのに、アップグレードの場合は1=1.5で、しかもそこからさらに半額になるわけです。安いわけですよ。
もちろんゴールドがCiv6では貴重だったりすると話は違ってくるかもしれませんが、別にそんなことはないと思います。
「これユニットを購入する場合を考えると、たとえ半額政策使ってなくても、旧世代ユニット買っておいてアップグレードすると安上がりなのね。そもそもアップグレードって経験値を引き継いだ最新ユニットを解禁即用意できるって強みがあるのに、その上安いなんて、魔法みたいな話ね」
というわけで今回の戦略は、最優秀なユニットである騎士with大将軍を格安なアップグレードで揃えて、中世から大侵略を開始するというものになります。
「暗黒の中世…。時代は違うけど、アッティラさんみたいでワクワクするわ」
「異議あり!レポの看板に偽りがある!エジプトには、ヒッタイト・チャリオットは存在しないィ!」
あ…忘れてた。カトリーヌでもできるとは書いたが、クレオパトラにできるとは書いてないということでここはひとつ。