ゲームシステム/ルール

交易 Edit

交易商ユニットは、「対外貿易」を研究すると解除され、都市で作ることができます。このユニットは独立したマップレイヤーに存在し、マップ上のほとんどの要素と無関係に行動します。また、他のどのユニットとも自由にスタックでき、文化的境界の影響を受けません。しかし、蛮族や戦争中の敵ユニットから略奪されることがあるので注意が必要。

自文明が支配している都市に交易商がいる場合には、その都市とそこから到達可能な距離内にある別の都市の間にtraderoute.png交易路を築くことができます。ただし、これらの都市の間にアクティブなtraderoute.png交易路が存在せず、保有可能なtraderoute.png交易路の最大数にも達していないことが条件となります。 (都市AからBへtraderoute.png交易路がすでに機能している場合、都市A→Bだけでなく都市B→Aへのtraderoute.png交易路も使用できません。)

交易を開始したtraderoute.png交易路は、一定の規定ターン以上継続されます(ゲームスピード「標準」の場合、太古・古典時代は21ターン、中世・ルネサンス時代は31ターン、産業・近代・原子力時代は41ターン、情報・未来時代は51ターン)。活動中の交易商ユニットは交易路に沿って自動的に移動し、地形の影響を受けずに1ターンにつき1タイル移動する(まだ未舗装の交易路ならば、同時に道路を敷設)。交易路を往復しても規定ターンに達していない場合は、自動的に往復を開始する。例えば、5タイル離れた都市へ交易商を出した場合、2往復で20ターンかかるが太古・古典の規定ターンにも達していない為、3往復目を開始してしまう。traderoute.png交易路が規定ターン数に達したあとは、同じtraderoute.png交易路を再度開始するか、別都市へのtraderoute.png交易路に向かわせるか、出発都市を変更する為に交易商ユニットを別都市へ移動させることができます。

交易路を増やす Edit

各文明が維持できるアクティブなtraderoute.png交易路の数には限りがあります。この数はおもに所有する市場と灯台の数によって決まりますが、他の方法で増やすことも可能です。なお、市場と灯台からのtraderoute.png交易路ボーナスが同じ都市で累積することはなく、先に築いた方のボーナスだけが適用されます。

交易範囲 Edit

陸上の場合、traderoute.png交易路は15タイル以内の目的地まで選択できます。乗船を可能とする技術の研究を終えると、交易商は水域を移動できるようになります。水域での到達可能距離は30タイルです。都市にtrading_post.png交易施設がある場合、交易商は新しい移動エリアに向けて到達可能距離を「補充」し、さらに遠くまで移動できます(交易施設のある中間都市から15タイル以内の都市まで目的地として選択できるようになる)。陸上と水域の切り替えは都心、港区域、運河、世界遺産のパナマ運河でのみ可能です。余った移動力は持ち越せません。

交易施設 Edit

trading_post.png交易施設を設けると、交易網を拡大して利益を増やせます。trading_post.png交易施設は、その都市を出発地もしくは目的地とするtraderoute.png交易路がはじめて完成したときに設置される。交易施設はtraderoute.png交易路の所有者のものとなり、それぞれの文明ごとの交易施設ができることになる。自国のtrading_post.png交易施設が存在する他文明の都市または都市国家を経由するtraderoute.png交易路では、収入にgold.pngゴールド+1のボーナスも得られます。

交易路が所有者にもたらす産出物 Edit

traderoute.png交易路は毎ターン、出発地の都市に産出物をもたらす。産出物は、目的地の都市に存在する区域によって決まる。自国間での交易の場合、主にfood.png食料とproduction.png生産力が得られる。他国との交易の場合は各専門区域に応じた各種産出物が得られる。区域ごとの産出については区域を参照。

また、宗教とtourism.png観光力はtraderoute.png交易路により拡大しやすくなる。経路も産出物に影響を与え、線路・運河・山岳トンネルなどを通過すると、目的地の区域から得られるgold.pngゴールドが増加する。他にも、外交的視野のランクアップや同盟国との交易では同盟ポイントも得られる。



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