#author("2020-08-25T15:46:53+09:00","","")
* 基本戦略 [#u8c4bc10]
ここではGS環境での基本的な戦略方針について説明していきます。まだまだ不足の多いページですので、情報の追加をして頂けると助かります。
** 序盤の都市戦略 [#n07c9ee7]
-まずは首都の位置にこだわる
序盤は首都の場所で大きな差がつくため、最初の首都の位置にこだわることがまず大事です。高出力タイルの隣に建設することを心がけるだけで立ち上がりが違ってきます。食料2生産力2ゴールド3(ジャングル+丘陵+ダイヤ)といったタイルがすぐ近くにあったら数ターン消費しても移動しましょう。また、最大人口に影響する淡水の隣であること、序盤に建設する聖地とキャンパスに大きなボーナスがつく山脈が近くにあることも重要です。逆に米が多い川沿いの平原などは人口が増やしやすく一見すると良さそうですが、生産力がほとんどないため首都には適しません。
-火山と氾濫原はボーナスタイル
GSから追加された火山と氾濫原は、上手く活用出来ればどちらも都市を大きく成長させてくれます。氾濫原はダムを建設して住宅を増やすことにも繋げられるので、中盤以降の人口増加に対応可能になります。また、火山は1度でも噴火したらタイル出力が大きく上がるため、囲っておくと強力なタイルを手に入れることが出来るようになります。改善を建てるかは人によって分かれますが、生産力重視ならば鉱山を建ててもいいかもしれないです。ただし、間違っても区域を火山に隣接させてはいけません。
-とにもかくにも都市スパム
Civ6ではたくさんの都市を出していく戦略、都市スパムがとにかく強いです。もちろん多数の人口を抱えた大都市が少数存在する、という形でも勝てなくはないですが、Civ6においては都市の数こそ力です。序盤に都市が出せるならどんどん出していきましょう。
-自分の方針に合わせた都市を作る
都市を作っていく際には、早いうちにどの勝利を目指していくのかを固めておくとよいです。制覇勝利を目指しているのに兵営が一個もない、という状態では軍拡はままならないでしょうし、科学勝利を目指しているのにキャンパスがないのは愚の骨頂としか言えません。早めにどの勝利を目指していくのかを決めておけば、序盤の都市づくりもスムーズになります。
-立ち上げたての都市は人口を増やすことを優先
立ち上げたての都市は、ゲーム内では1番無力です。出力を上げるための市民を即座に増やすべきでしょう。生産力などはそれからです。
-蛮族に備えよ
Civ6では、たとえ低難易度であったとしても序盤に軍備を整えておかなければいけません。何故なら、斥候の来訪をきっかけにあなたの都市に向かって蛮族たちがラッシュに来るからです。この影響は難易度が上がれば上がるほど顕著になる為、神難易度における早期段階での弓兵による戦力強化はほぼ必須と言えます。
**中盤の都市戦略 [#r7a443bd]
-戦略資源を確保せよ
古典時代以降、軍事ユニットの中には戦略資源を要求するユニットが続々と登場してきます。これらはとても強力なのですが、戦略資源がないことには使いようがありません。これらは優先的に確保しましょう。例えぬくぬく内政を狙っていたとしても、軍備が甘いと他国から侵略戦争を仕掛けられてしまいますので、非戦プレイでも確保すべきです。特に、古典時代における鉄とルネサンス期における硝石は制覇勝利狙いなら超重要です。
-工業地帯を建設せよ
工業地帯はGSではほぼ全ての勝利条件に大きく影響するようになりました。というのも、工業地帯の中の建築物である発電所から供給される電力は、殆どの区域の第三段階目の建築物の出力を大きく強化するため、終盤の出力の差に大きく影響してきます。もちろん、クリーンエネルギーがない訳でもないのですが、それらは軒並み解禁が遅いため、早期の出力強化を狙うなら工業地帯を建設しましょう。
-遺産は取捨選択を!
Civ6では、世界遺産の効果がやや弱めに設定されています。そのため、何でもかんでも適当に立てまくっていれば強い、ということはあまりありません。自分の勝利条件に合わせて遺産建設を行うと良いでしょう。
とはいえ、いくつかの遺産はとりあえず建てるだけで超強力な効果を発揮します。主に、
--マチュピチュ……工場、劇場、商業ハブが山岳から隣接ボーナスを得る。下記の遺産ほど万能という訳でもないが、工場や劇場の出力強化はかなり難しいこと、どのプレイでも効果が腐りにくいことから、そこそこの人気を博す。
--紫禁城……政策のワイルドカードスロット+1。どんな勝利条件でも使いやすく、ほぼ全てのプレイヤーが必死になって建設を急ぐ遺産。ワイルドカードスロットは未来時代でも活きるようになったので、重要どころの騒ぎではない。
--ビッグベン……経済政策のスロット+1、現在の手持ち資金の1.5倍化等。お金が必要にならないプレイングというものがほぼ存在しないCiv6においては、非常に強力な効果。とにもかくにも凄まじく強い。
--エッフェル塔……全都市のタイルのアピール+2。文化勝利ならばもちろん取りたい遺産だが、他の勝利条件でも近郊部の住宅数増加を促して住民を増やせる強力な遺産。とはいえ文化勝利向けの色が強いので、建てられなかったことをあまり悔やむ必要はない。
-中盤までに大勢は決まる
さて、ここまでプレイしていて、あなたの文明が他文明に押し負けている、ということはあるでしょうか。もしそのようであれば、その時点で勝利を目指すのはかなり厳しいと言えます。Civ6はどう頑張っても中盤までに大勢が決まります。接戦であるなら巻き返しも可能ですが、そうでないならかなり厳しいです。もう一度立地を決め直す所から始める方が良いでしょう……。


それでも希望を捨てないという貴方は他国の足を引っ張るという選択肢…すなわち軍拡による征服を選択せざるを得ないでしょう。
制覇勝利に障壁となる軍事大国でさえも飲み込めるだけの兵力をライバル国の勝利前に達成できれば貴方の勝利です。
したがって核兵器の使用も含めた迅速な作戦行動が必要となリますので世界の敵になる覚悟を決めましょう。
** 終盤の都市戦略 [#f6d8d941]
-プロジェクトを活用する
区域の存在する都市は、その種類に応じたプロジェクトを行うことができます。偉人の獲得が早まる他、プロジェクトに応じた産出物も得られます。立てたい区域や建造物が一通り建設し終えて都市が暇になったと感じたら積極的にプロジェクトを回していきましょう。

-飛行場区域の選定、及び攻略都市の維持判断
中盤以降軍拡による妨害しか手がなくなった場合、国土の要塞化と同時に侵略軍の編成に追われていることでしょう。
しかし終盤にもなると敵の都市も固く陸軍のみでは被害が大きくなる場合も少なくないため、前線都市へ飛行場を整備し空軍を積極活用していくことになります。
また核兵器を扱えるユニットが爆撃機と潜水艦といったこともあり海と空を制することがライバル国への脅威・妨害に繋がるのです。

そして内政で勝利を狙えないのに軍拡を進めている場合は快適性に大きな問題を抱えることになっているため、
攻略した都市は併合して利するなら残し、足を引っ張るようなら焼き払うという判断も適宜していくことになります。


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