・赤文字:DLC(NFP含む)で追加された遺産
・青文字:RaF/GSで追加された遺産
コスト | 建設条件 | 解禁技術 |
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180 | 丘陵は不可 石材に隣接 | 占星術 |
効果 | ||
信仰力+2 建設を完了した際に大預言者(宗教創始後の場合は使徒)を1ユニット獲得する。 大預言者は聖地の代わりにストーンヘンジで宗教を創始することができる。 |
すぐに宗教を創始できる遺産。
建設すると大預言者を得られるというかなり強力な効果だが、首都周囲に石材がなければ建設できず、大体は周辺に石材のあったAI文明に先を越される。聖地を建てて祈祷をしたほうが早い時もあり、ハイリスクな遺産の1つ。
ただし「早い者勝ち」である宗教で先手を取る遺産であり、建設できれば勿論強力。創始一番乗りはほぼ確実で、天の啓示を取れば合計信仰力6の産出にもなる。パンテオンで信仰力を叩き出す証を取り、アポロン神殿と組み合わせれば序盤から偉人を買い放題になるだろう。ちなみに創始後に建造した場合、大預言者の代わりに使徒が得られる。
結局他の遺産同様に無節操に狙ってもいいことはなく、狙うなら明確な目的を持とう。Civ5と同様に高難度では高嶺の花。
GS以降宗教を重視しないAIが増えたため、最高難易度でもあっさり建てられる時もある。それでも先を越される時は多いので、聖地を建てて創始した方が安定する。
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評価数:39 平均評価:3.7
コスト | 建設条件 | 解禁技術 |
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180 | 川沿い | 灌漑 |
効果 | ||
住宅+2 すべての都市の成長速度+15% (「英雄と伝説」モードのみ)すべての英雄の寿命+10% |
文明全体の人口増加を促進してくれる遺産。
本作の人口は開拓者生産で減少し、区域の建設数にも影響するため、前作Civ5よりも重要な要素となっている。序盤は拡張に蛮族対策にと忙しい時期なので、建設するかどうかは状況を鑑みて判断しよう。パンテオン「豊穣の儀式」や総督マグナスの「余剰管理」と同様に、食料による人口増加を底上げするだけなので、高い成長率を維持する為には住宅&快適性の確保も怠りなく。
以前はかなり放置されていたので建てやすかったが、現状はAIの優先度が高くなっており、先を越されることがままある。
なお、人口成長率は「(1+快適性による成長率補正+その他の成長率補正)*住宅による成長率補正」という計算式で決定される。空中庭園は、その他の成長率補正を+15%増加させる効果を持つ。このため、余剰食糧やその他の成長率補正が高くても、住宅が枯渇すると、人口成長率は0%になってしまう。
「英雄と伝説」モードでは英雄達の寿命を延ばす効果も追加。アナンシや卑弥呼などの場合チャージを使い切って戦力としても不要ならば、再召喚に備えてユニットを削除してもよい。
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評価数:37 平均評価:3.6
コスト | 建設条件 | 解禁技術 |
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220 | 砂漠・砂漠氾濫原 丘陵は不可 | 石工術 |
効果 | ||
文化力+2 建設を完了した際に労働者を1ユニット獲得する。 労働者の労働力+1 |
労働者を強化する遺産。
短期的には労働者を直接生産した方が得だが、労働者の使用回数を3回とすると7体生産すれば元を取れる計算になる。勝利条件やプレイスタイルに関わらず労働者は酷使されるユニットであり、終盤まで役立ってくれるだろう。また、災害からの復旧にも労働者が必要なので、火山周辺や氾濫原の都市が多ければ役立つ場面がさらに増える。
ただし、これのために砂漠都市を立ち上げるほどではなく、それなりに生産力のある都市で砂漠タイルを確保できれば選択肢に加える程度。
ピラミッドを建てやすく、またこの効果で更なる遺産を得やすくなる始皇帝と相性がいい。また、建設後に得られる無償の労働者にも梁総督の労働力+1は適用される。
以前よりもAIの建設優先度が高くなっているので、もたもたしていると先を越されることが増えた。軍事文明ならば、“遺産は奪うもの”と割り切って軍事ユニットを充実させ、他文明が建てた都市を奪おう。
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評価数:37 平均評価:4
コスト | 建設条件 | 解禁社会制度 |
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290 | 丘陵 | 神秘主義 |
効果 | ||
文化力+1 信仰力+1 偉人の後援に必要な信仰力-25% この都市にあるすべての区域に種類の応じた偉人ポイント+2(劇場広場は大著述家ポイントのみ) (「英雄と伝説」モードのみ)すべての英雄の召喚に必要な信仰力-15% |
偉人の獲得速度を早めてくれる遺産。
信仰力を稼ぐアテがあるなら頑張ってみてもよいだろう。ゲームスピード標準で約600信仰力/ターンもあれば、宇宙開発用偉人ですら総なめで買える。偉人祭りをするには楽しい遺産。
区域からの偉人ポイントボーナスも大きく、早期から偉人が獲得できるようになる。
AIの優先度は高く、建設条件は丘陵以外の制限無しという緩さの為高難易度での自力建設はなかなか大変。他文明に取られたとしても、パッシブ効果ばかりなので遺産ごと都市を奪う選択肢もある。
「英雄と伝説」モードでは英雄の召喚コスト削減が追加される。英雄をフル活用する場合は建設優先度を上げたい。
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評価数:59 平均評価:4.2
コスト | 建設条件 | 解禁技術 |
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180 | キャンプに隣接 | 弓術 |
効果 | ||
食料+4 住宅+3 4タイル以内にあるキャンプ、牧草地、プランテーションがそれぞれの都市に対して快適性+1 |
該当の改善施設により複数の都市に快適性を供給できる遺産。
建設都市に食料・住宅をまとめてもたらし、おまけに該当する周辺都市へ快適性を追加する。イメージとしては5の空中庭園に近い。該当する施設がどれもタイル効率がよくないのが玉に瑕だが…
快適性に関して、ゲーム説明では建築都市に追加されるような記載だが、実際はそれぞれの施設の所属する都市に対して与えられる。タイル交換である程度調整できる為、なるべく高出力の都市の快適性を上げれるようにしたい。
AIはキャンプ資源さえあれば建てるのは極めて早く、急がないと間に合わない。
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評価数:35 平均評価:3.4
コスト | 建設条件 | 解禁技術 |
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180 | 氾濫源 | 陶器 |
効果 | ||
住宅+3 快適性+1 この都市にある氾濫原があるタイルが氾濫の被害を受けなくなる。 川の氾濫によって得られる食料-50%、生産力-50% この都市で川の氾濫が発生した際にこの都市の氾濫源に信仰力+1 |
太古からダムの代わりを勤めてくれる遺産。
氾濫による食料・生産力追加が半減するのは勿体ないが、その代わり信仰力が産出される。壊れた区域や改善の修繕がかなり面倒なのでそれを防げるのも便利。地味に快適性追加も嬉しいところ。しかしながら、解禁技術が陶磁器でありAI優先度は高く、ヘンジか空中庭園かという勢いで建ててくる。
当然ダム扱いではないため、同じ川にダムを建てることもできる。水害軽減の効果は重複せず、ダムによって住宅+3と快適性やアピールの増加も狙える上に、水力発電所の建設も行えるので一応機能する。スパイの爆破対象にならない点も異なる。
バグなのか仕様なのかは不明だが遺産を建てる前に起きた水害もカウントして信仰力を追加してくれる。
「黙示録」モードでは一変して凶悪な遺産になる。終末の予言者が災害を呼び寄せる度に氾濫原に信仰力+1が上乗せされる。狙って高産出タイルを作ることも可能だが、預言者が災害を起こすとCO2を排出するので注意。特に調子に乗りすぎると化石燃料使用前から低地の水没や太陽フレア、隕石の脅威が全文明を襲う。
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評価数:17 平均評価:2.1
NFP「ポルトガルパック」で追加される遺産。強化版ジッグラトであり、科学力版ペトラでもある。
何かと忙しい上に、AIの補正がもっとも効果を発揮するゲーム序盤の遺産なので建設が難しい。他の太古遺産と同様AI優先度も高く、いつのまにか取られている。
湿原立地になりやすいベトナムや氾濫原立地になりやすいエジプトなどは、大きな恩恵が期待できる。しかし、ベトナムの場合は氾濫原はともかく湿原は区域建設候補地になる為、あまり相性が良くない。マオリならばマラエによって産出が強化できるが、結局湿原・氾濫原があるか次第。湿原除去植林でも十分強い為、わざわざ作るべきかは要検討。元ネタとなるバビロンとの相性は最悪。